ジョロウグモ

こびらの軒下に陣取って田んぼに集まる昆虫を餌に大きく育ちました。足を除いた体の長さは2cmあまりです。子どもサイズの時はコガネグモと判断していましたが違いました。体の模様がカラフルです。

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メスが成熟してくるとオスが繁殖のために居候するらしいですが、見かけないですね。

数メートル離れた電柱の支線と引き込み線を使ってもう一匹が網を張り、こちらも大きくなりました。多分すぐ隣にいたのを糸が通り道にくっついていたので、何回か切り離したため引っ越ししたようです。

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エンダイブ軟白

縮れた葉は全開したままで結球する性質は持ち合わせていません。そこで外側の葉を起こして包み込み輪ゴムや紐で軽く留めています。収穫するときは黄緑色の柔らかくなった葉を取ります。

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ハクサイやレタス、キャベツのように結球するものは自ら軟白をするので美味しく食べられるわけです。レタスの外葉は硬く苦味が強いので捨てられます。ハクサイは中の黄色くなった部分が一番甘くて柔らかくなります。やはり外葉は硬いというかしわいです。キャベツもしかり。

軟白の一手間をかけることで価値の上がっている野菜といえば黄ニラとかセロリが身近でしょう。

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トウモロコシ

EXという秋取り専用の品種です。三か月前に食べた春植えのトウモロコシの味を思い出しながら感覚の記憶で比べるとやはり秋の方が甘いです。

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ハニーバンタムという品種の糖度とデンプンの含有量分析のレポートを読んでいると糖度は収穫直後が最も高く、2日後には2%減少するという記述がありました。収穫時間による糖度の違いは認められなかったそうです。デンプンは時間とともにある条件で増加するそうですから、糖がブドウ糖結合によってデンプンになるようなメカニズムらしいです。

株間を25cmのちどりで植え、受粉時に降雨がなかったことからいずれも粒ぞろいの見栄えのいいできとなりました。40本もあると生食だけでは追いつきません。春同様、短時間茹でてから実をバラバラにして冷凍保存です。

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ソバ刈り取り

台風の影響がどの程度か読めないコースでしたから後の祭りにならないよう大急ぎで刈り取りました。はさみでチョキチョキ向きをそろえながらの作業でした。右に左に折り重なっているため鎌でスイスイ刈れません。

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台風の雨を心配しながら車庫の中で広げて乾燥です。

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作付けが少ないのは注文を受けている1kgの粉と我が家の年越しソバ用500gを確保すればいいからです。不作の時は賄えないことがあり危うい橋を渡っています。

ソバを自家栽培して週3日営業しているそば屋さんは50aの作付けで5〜600kgの玄ソバを収穫しているそうです。1aで10kgの収量ならかなり上出来ですね。我が家はその半分にも届きません。

ソバの歴史をたどっていくと非常食として受け継がれ、粥にして飢えをしのいだというのが通説です。荒れ地で栽培可能、肥料がなくても実がつく、春秋2回収穫という優れものなんです。粉食文化は江戸時代に広まっており、麺にして食べたといっても蒸していたのです。そのことは、せいろソバ、ソバ切りという言葉に調理方法が表れています。非常食だったソバが今や蘊蓄の末、高止まりしています。

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ビニールカーテン施工

台風や夕立のたびに車庫の中に水が入り込み掃き出すのに苦労してきたのですがやっと思い立ちました。開口部にあわせて丈夫な耐候性のある素材で縫製したものを購入。レールや金具を揃えて一式、大阪の八尾から届きました。

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レールはドリルビスで鉄骨構造材に直接取り付けです。力の入る体勢で行うと簡単に締め付けられました。レールは4mの部材の送料が高くつくので1.9mを4本にして安くあげました。

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裾部分や使わないときの留め具はホームセンターで調達し、コンクリートや鉄骨に直づけしました。着脱しやすく、ある程度の風に耐えられるものを想定して品選びしました。使ってみないと何とも言えません。

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ガレージシャッターにすると7.6mの間口で軽く100万は超えます。電動開閉にするとさらなる値段です。中柱をつけないといけないですから不採用としました。因みに私の労賃を抜きに材料費だけで9万超えていません。

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ヘーゼルナッツ ハギ

残っている実を取りに行きました。2、3個ずつ固まって実はつきます。クリと同じで硬い果皮が茶色になると落果です。

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良くも悪くも中身は見えないので落ちた実はすべて拾って持ち帰ります。割ってみるとスカというのもそこそこあり。受粉がうまくいかなかったのでしょう。木が大きくなるにつれて雄花もたくさんつきますから受粉しやすくなります。年々中身の入っている量が増えていますから、これからが楽しみです。

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秋の七草、地味な花が多く侘しさを象徴するような選択です。小さな花が一斉に咲くと目を引くものがあります。見てみて!というような雰囲気です。ヘーゼルナッツを拾いに行く途中の景色でした。

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シカによる食害

隣の家の庭先までは入らず食べていません。

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穂を引き抜いて籾のところだけ食べています。

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メッシュの間に口を突っ込んで引っぱっています。

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全体はべったりと倒れて、そのまま籾が太っています。水が少なかったところはどうしても半分ぐらいしか黒くなりません。地面はひび割れて乾いていますから普通に歩き回れます。

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来週には刈り取って脱穀作業ですが、2人でがんばっても丸2日かかります。年々気合いを入れないと持久力が落ちていますね。休み休みでやります。

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ヒガンバナ

黒米の田んぼを見に行く途中で出会いました。地中の球根は温度の変化だけを頼りに秋分の日を知っているかのような開花です。

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モグラよけになると大陸から持ち込まれたらしいですが効果のほどはあやしいです。土用干しをした田んぼで水がない時を狙ってモグラが数カ所トンネルを作り、再度水溜をしてもなかなか満水にならず大量の水を入れ続けました。トンネルを掘ったであろうところにはヒガンバナの球根がいっぱいあったのです。

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当地では「しびら」とよんで、球根に毒気があることを想像させていました。食べたらしびれるよということらしいです。

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秋分の日

台風一過の夕暮れ、カメラを取りに行った数分で夕焼けが消えていき、この残りかすしか撮れず。3分前はあかね色でした。

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川の水量は少しだけ増え、夜半に吹いた風はゴーヤやシカクマメのネットを倒していきました。収穫の最盛期でゴーヤは食べきれないぐらいなっています。倒れた支柱は2人で起こし、つっかえ棒をくくりつけて応急措置です。1ヶ月後には片付けるところですから間に合わせで十分です。

黒米の田んぼの様子を見に行ったらメッシュにもたれかかった穂をシカがすべて食べ尽くしていました。半分ぐらい穂が熟れていますからぼちぼち野ねずみ、野鳥が群がってきます。食い尽くされる前に刈り取りを手作業で。以前バインダーで挑戦しましたが、倒れた長い草を起こすことはできず、前に進みませんでした。やがて覚悟して稲刈りです。

お彼岸の中日ということでお昼前にお墓に上がったら何とキツネがバンザイをしてくつろいだ格好で寝ていました。死体かと思いつつ近寄ったらこっちを見た瞬間逃げていきました。赤茶けたきれいな毛なみでした。

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ヒカリ新世紀取り入れ

乾燥機には10a分の生籾まで。毎回2回に分けて作業しています。農機具は大きくなればはかどりますが、購入コストも運転コストも跳ね上がっていきます。15年前に各社のコンパクトな機械をネット上で探して揃えました。今となっては製造されていないものもあります。そう、零細な小規模農家はどんどん廃業しているのです。

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倉庫内に居座るネズミの痕跡が気になり、排出した籾はこの有様です。シートをかじってまでは食べられたことがないです。

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2回目の張り込み送風乾燥中の数字です。もっと乾いていると期待したのですが最初と大差なしです。9aの広さですが張り込み停止の寸前まで溜まっています。

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機械に指定されている標準設定温度をかなり下回ったところで乾燥させています。

干木乾燥にこだわってきた農家は刈り取ったイネを11月半ばまで放置してから脱穀作業籾摺りという流れでやっていました。均一な水分量になっているとご飯の炊きあがりの旨さが違うというのです。食べ比べたことがありませんので、信憑性は何とも言えません。

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キュウリ

今回は途切れないように3段階でつなぐことができました。2段階目は新四葉という品種を種から用意しました。水切れになってくると実の上部がほんのり苦くなってきます。半世紀前はこんな品種が多かったです。日照りのキュウリは苦いというのが常識でしたね。

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3段階目は秋取り用の苗を作ったから植えてみませんかとお隣さん。イチかバチかで1段階目の場所に株と株の間に植えて、周りに肥料をすきこんでみるというのです。連作障害でやばいかもと思いながら。真似してみることにしました。

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蔓は順調に立ち上がって実もつき始めました。これならいけそうと期待しています。ただし、一番端のところは接ぎ木苗のミニキュウリを植えていましたから、一番障害が出にくいところです。

第1段階の苗はホームセンターで買ったものですが、たくさんなります。例年になく多量の漬け物を作りました。第2段階からはほどほどの収量でだぶつきは少ないです。使用量にあわせて収穫できるのが一番嬉しいです。

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ハクサイ キャベツ系

ハクサイは3種類。収穫期が微妙にずれるような選び方です。

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ブロッコリーは年内にできあがらないかもしれません。

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キャベツは年内に巻くのではないかと期待しています。

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本葉が4枚ぐらいになるとそれぞれ葉の形に違いが出てくるので品種が特定できます。コールラビの収穫が一番早いでしょう。

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朝夕が涼しくなってきましたからこのまま順調に気温が下がれば害虫の動きもおさえられます。さてどうなるか?

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イチゴ トウモロコシ

イチゴの苗は8月の少雨で半分ぐらい消滅してしまい、足らずを直接掘って植えました。多分生育遅れが出てくるはずです。しばらく水やりを続けて活着を待つことに。

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トウモロコシはほぼ受粉が完了し髭が色づいてきました。敵は多いので早めに囲いました。サルも上からしか手が入れられず、身長低めゆえかなり大胆な動きになるでしょう。カラスは跳び蹴りできません。アナグマはこれまで食べた痕跡が見つかっていません。味を知るとテンも狙うでしょう。

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種蒔きや定植がほとんど終わり、遅い時期のソラマメやスナップエンドウが待機中です。畝はできあがっていますから、草丈10cm前後で越冬できるようなタイミングで種蒔きです。早すぎても遅すぎてもその後の生育によくない結果をもたらします。寒さ加減を見ての賭ですね。

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ヘーゼルナッツ収穫

割ってみるまで出来具合が分からないナッツです。バケツいっぱい拾ってこれだけ実が入っていたのは初めてです。拾う手間、硬い殻を割る手間、渋皮を取る手間、クリ以上になかなかの強者です。市場の値段が高くなるのもやむを得ません。

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渋皮は湯につけて剥くのが一番簡単な方法です。といっても一筋縄ではないんですね。冷めると剥きにくくなるという情報があったのでやがてお試しです。未熟な実や傷んでいる実はうまく剥けません。これだけ量があると出来上がりの期待感が大きくなります。

最終的にはケーキの材料に。私はケーキを口にしないため、食べる楽しみはロースとしたものだけです。

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ホヤ開花

買ったときの固有名は「流れ星」。その後、天の川、彦星の名前もつけられていました。西日が遮られるところで午前中の日当たりは抜群のところに置いています。生育には日光の力が大きいということになります。温室に置いていたころはこんな勢いはありませんでした。

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咲き終わった花は落ちていきますが、そのまま待っているとまたつぼみがニョキニョキと出て開花します。花は長く楽しめます。

寒さに向かってやがて室内に取り込んだら環境の変化にうまく馴染んでくれるかどうかです。一人歩きしない植物は意外と繊細なところがあります。

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