総合的つぶやきぶつぶつ

○2011年01月30日(日)17:12  オクラ
直径3,4mm オクラは種で引き継いで長年栽培してきました。他の野菜に同じ仲間はいないため,交雑することなく順調です。気温が高くならない時期に種を蒔くと発芽しにくいことがあります。本葉が増えると一気に大きくなるのは亜熱帯の植物の特徴です。
 野菜の中では一番豪華で繊細な花姿です。淡い黄色の花びらに花心がえんじ色の美しい花です。一番厄介なのは収穫に適した大きさの鞘になるのが短期間のため,全てを摘み取ることは困難です。鞘の長さが10cmまでが限度です。それより大きくなると種は硬くなりますし,鞘も筋が入ってきます。夏場の収穫期には虫害もなく,世話いらずのオクラです。ただし,秋口から涼しくなるころには,葉を食べる虫害が増えてきます。
 沖縄地方で栽培されているオクラは,切り口が五角形にはならず,丸くなります。変わったオクラとして子どもたちに紹介しました。形は違っても,きざめば同じようにねばりが出てきます。販売されている種子の中には,赤色のものがあります。残念ながら栽培したことがなく,食べる機会もありませんので,味のほうは何とも言えません。
 大きくなりすぎた鞘は全て切り取らずに,種を取るために残しています。鞘が茶色になるまで放置しておくと,最後に鞘がはじけてきます。そのときに種を取るようにしています。栽培が循環しやすいオクラは,栄養の面でも優秀で,夏を彩る代表選手です。ただし粘りけのある野菜は少ないため,苦手な人も結構います。生で食べると独特の臭いがしますが,熱湯にくぐらせると気にならなくなります。
記事に対する書き込みは下の窓からどなたでもどうぞ!!ただし、不適切なものは管理人が消去します。
架空のお名前 書き込み→  

過去ログ 2009年10月 11月 12月 
2010年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 10月 11月 12月 
2011年01月 02月 04月 07月 

一覧 / 検索