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水田雑草

2014.07.20 (日)

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除草剤が効きにくい雑草クログワイ、ホタルイ。写真に写っている我が家のはホタルイ。調べたらクログワイより厄介ということです。今まで見たことのない草が次々と進入してきます。水利より上手の圃場の落水が大きな原因です。

数年前にはコナギが大発生。よそから種が侵入しました。代掻き後に水を落としますから、浮いた種が流れ込んできます。浮き草も同様。コナギは一株から数千粒の小さな種が散乱します。大きさは0.2mmぐらい。これも除草剤泣かせです。

湛水後、水持ちのよくない圃場ではどうしても水を流し込みます。これが薬剤にとっては最悪で、濃度の変化が起き、効きにくくなります。1週間水がもつなら、やや深水にして楽勝なのです。しかし当地の圃場は耕盤以下、砂利のところが多くもちません。

昨年は、2回目中期除草剤を使い効果を上げましたが、葉イモチと薬剤のダメージを受け、出穂後には紋枯れ病に汚染。最悪でした。

い草のように転々と生えている草を手作業で抜き取り。なかなか大変な作業です。取り残すと大きめの株は数個の種の塊がつきます。一つの塊に10数個0.3mmほどの種が入っています。土の中の株は越冬し、次に代掻きをするとまた発芽する厄介物です。

ハトに豆鉄砲くらわしたい!

2014.07.19 (土)

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左手はモチキビで順調に。ただし高温多湿状態の日が多く、種が腐れるところがかなり出て蒔き直しでした。気温が高すぎて発芽に時間がかかっていましたが、現在は出そろっています。

問題は、秘伝豆と黒豆。モチキビ同様腐れるところも多く出ました。再度蒔いた後に新たなハト攻撃。豆を探り当てようとすり鉢状の穴をあちこちに開けていきます。たかだかしれていると見過ごしていたら、次の攻撃が始まりました。発芽して子葉がのぞくとついばんで食事です。これはかなりのダメージで引き抜かれた無残な豆の苗があちこちに転んでいました。

初回の発芽状態の写真。これだけ飛び飛びの状態は初めてです。結局、直まきはネットで完全に覆わないと恐れないハトに食事提供となります。別のところで苗作りをすることにしました。

本葉が出て、これで植え付ければハトも諦めると思ったのが間違い。子葉は緑も濃くなって枯れずについた状態です。これを食べようとくちばしで引き抜いていくではありませんか。さらなる手間をかけて、子葉を切り取ることにしました。

草取りをしているとクークーポッポッ、毎日のように鳴き声が聞こえてきます。腹立ちをぶつけることもできず、恨めしい鳴き声にがっくりです。

畝を作ると即、すり鉢状の穴があちこちに。ハトのえさ場とかしています。日参しているのはドバトではなく、キジバトです。

何の種?

2014.07.17 (木)

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かつては日陰の野山に自生していた野草です。旬をねらって葉を摘み春の香りを楽しみました。今は水耕栽培したものが野菜売り場に並びます。

一つの葉柄に葉が3枚。ミツバ。とても分かりやすい命名です。8月下旬に種を蒔き、本葉5、6枚で冬を越し、4、5月頃が一番の食べ頃です。

ニンジン、パセリなどとよく似た種です、好光性種子のため、種を蒔いたとき土をかけすぎると発芽しにくくなります。土に埋もれるとほとんど発芽しません。ならした土の上にばらまき、クワで転圧します。その後に不織布をかぶせて水やりです。籾殻燻炭、刻みわらなどいろいろ試しましたが、不織布が一番成績がいいです。虫除けに使っていたお古で十分役に立ちます。

花穂が上がってくるころには葉もこわばって食べ納めです。期間限定で味わうミツバは、野生の移植ではなく、生ゴミとかした根のついた株の部分でした。

日当たりのよすぎるところより、半日陰から半日ぐらい日の当たるところがよさそうです。場合によっては寒冷紗で人工的に作るといいでしょう。

つなぎの苗

2014.07.15 (火)

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10日ほど前の苗です。ところが地区のお祭りや草取りやらでちょっと目をかけずにいたら、虫攻撃に遭いました。

キャベツとコールラビは黒いイモムシに食い荒らされ、キャベツは再起不能。キュウリはハモグリバエの幼虫にグルグル食べ後が出現。

キャベツは昨日お隣さんの苗をいただきました。雨が続いたので畝の準備ができていません。キュウリは早々と準備していたのですが、小さな草が大量に生えているので、再度耕して、畝を作り直しです。

気圧配置は強烈な熱気を運び込んでいるためトマトやスイカが早々とダウンしたり、ベト病が出やすくなったりしています。湿り毛たっぷりの熱気は植物も人間もたまりません。

ズッキーニの支柱

2014.07.10 (木)

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前年は支えなしで、種取りの実が大きくなって倒れ込み、切り口から腐れてしまいました。今年は竹を立ててヒモで吊り下げるようにしました。大きくなるにつれヒモの位置を変える手間がいります。

台風の雨風に遭うと支柱は緩み、打ち直しです。3株ほど途中からポッキリと折れてしまいました。真っ直ぐ立っている株は実を収穫した後の切り口が乾き、腐れることなく順調です。

種を取ることは断念しました。同じ時期に他のカボチャが開花し、花粉は入り交じってしまいます。最初は雑種になった奇妙な形が現れ、現在も何株かは膨らみがついています。
元々は食べられるぎりぎりの大きさであっても同じ太さでした。明らかに交配してしまった種です。

残り6株がどこまで持ちこたえるか、挑戦です。肥切れの株は鶏糞を遠巻きに埋めることで徐々に元気になりました。

ニンニク

2014.06.30 (月)

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昨年ジャンボニンニクをいただいて秋の植え付けに回しました。普通の6片も増やせたので、2種類に絞り込みました。近隣の皆さんは不出来という話でしたが、我が家はまずまずの玉太りとなりました。

1年目の太りがよくないと分球することなく、タマネギ状態で太るようです。再度植え付けて、3年目にしてやっとまともな6片になりました。親株の周辺にできる子の中でも大きそうなものを残して3年育てれば大きいのができるということです。

生ニンニクは鰹のたたきや焼き肉に活躍します。カレーに入れても市販ルーが変身します。ジャンボニンニクは臭いが抑えられるとの触れ込みです。しかし、食べた本人は気づくことなく能天気になります。

タマネギ状ニンニクは 2013.09.26 (木) の記事で紹介しています。

ジャガイモ

2014.06.27 (金)

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1kgの種芋を3種類、植え付け時、芋と芋の間に油粕と熔リンを仕込んで手間をかけない方法をとりました。いつもより幅広の畝を立ててから15cmぐらいの深さで溝を掘り、少し深植え状態でした。結果的に除草だけで、培土は省略。種芋が大きかったキタアカリだけ小芋がのぞいてしまいました。

左上がダンシャク、右上がメークイン、左下がキタアカリです。いずれもコンテナ8分目の収量で、豊作となりました。いつもならこの半分ですね。

畑全体がアルカリに傾いているときに石灰をまくと追い打ちをかけてアルカリになり、そうか病にかかりやすくなります。表面が茶色になってただれたような症状です。牛糞主体の肥料に変えることでかなりよくなりました。メークインは特に症状が出やすかったようです。

くず芋といっては失礼だが、小さなもの、虫が入ったもの、傷つけたものは川に投げ込みました。増水しない間はカワニナの餌になります。

来シーズンは鳥取のNさんがデストロイヤーを薦めていただいていますので、種芋をいただいて挑戦です。赤い表皮の系統は硬めという先入観ができています。鹿児島で作られていた品種をしばらく作ったのですが、好みが合わず途切れていました。

冬瓜

2014.06.22 (日)

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給食では食べていた冬瓜です。自作は初めて。冬場のスープ、汁に最適です。

昨年、鳥取のNさんにいただいて種をっとっていました。秋に収穫して12月まで室内保存が可能ですから、重宝しそうです。

種蒔きは夏野菜と同様にしたのですが、なかなか芽が出てきません。蒔き直せども芽は出てきません。ついに畑の隅に種を蒔いて10日後やっと生えてきたような次第です。とりあえずポットに移し替えて養生しているところです。

6月になって定植し、少しずつ本葉が増えてきています。かなり遅めのスタートで、焦ってはいけないようです。

亜熱帯性の植物はそれなりの気温が続かないと発芽も生長も足踏みすることが分かりました。苗を買ってきても1ヶ月以上生育がもたついて不安な状況を生み出します。6月定植を目指して段取りするのがよさそうです。

ゴーヤ、シカクマメ、ナタマメ、トウガンなどは6月中旬ぐらいからぐんぐん伸び始めました。やっぱり時期のものなんだという結論です。毎年もたついてキュウリやナスと比べるから気にしてしまうのでしょう。

トマト

2014.06.20 (金)

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今年は仕立て方を変えました。写真では分かりづらいですが、2本立てでどうなるか試しています。苗は3本だけです。芽欠きは同じようにやっています。収量がどれぐらい上がるかが見ものです。

前年は芽欠きしたものを地面にさして増殖させてみましたが、肥料不足に陥り頼りない実しかつきませんでした。相応に時間をかけて根を張らせ、養分を補給させないといけないようです。

トマトやナスは水やりのさじ加減が難しいというのが一番です。生育期に水をやりすぎると根の張りが弱く、いつも水をもらえるからと甘えてしまいます。天水しかないからしっかり根を張って水を確保するんだよとというのが、結実途上まででしょうか。

色がつき始めると水分過多にならないよう控えめにコンスタント。ところが露天では雨の日に水分過剰となり裂果することが多いです。ハウス栽培でないと雨よけの屋根を作っているのを見かけると思います。効果のほどはです。

雨降りには100円の傘を差し掛けてみるかと用意だけはしていますが、そこまで世話ができるか、これまた?で。

注記:コメント投稿するには「福店」という2文字をどこかに入れてください。

ブルーベリー

2014.06.16 (月)

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早生種が熟れ始めました。雨が途切れ、日照がそこそこあるので糖度は上がってきています。この時期の特徴は皮が柔らかいことです。晩生のころは梅雨も明け、日照が強くて、雨が少ないと皮はかなりしわくなります。

ブルーベリーの結実には酸性土壌を維持することで確実になります。鉢植えか地植えかについては、あまり差がないというのが実感です。地植えに踏み切ったのは鉢の植え替えが手間なこととコガネムシの幼虫に根を食い荒らされのを避けるためでした。イモムシに根を食われるとダメージは大きく、元に戻すのに3年ぐらいかかります。

恒例になっているのは秋口にピートモスの粉にしたのと牛糞を施すだけです。新たな試みとしてはようりんを結実期に与えてみることです。イチゴに対してはかなり効果がありました。実の生育と糖度にいいみたいです。

熟れるのが進むと見かけだけでは熟れ具合が判断できなくなります。軸の色が変わるのを目安にしたり、品種によっては実の先端の冠の先まで紫色が濃くなるのを目印にしたりします。

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