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粉山椒

2014.10.02 (木)

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ウナギの蒲焼きについてくる粉山椒を作ってみませんかと熟れかけた実をいただきました。ところがどの部分を粉にしていけばよいか不明とのこと。さすがに中の種は使えないはずと予想しながら、試しにかじってみると味も素っ気もなく固い殻は異物のよう。

ということは、実を包んでいる果実が原料になります。陰干しを数日しているとパックリ割れて黒い種がぶら下がっています。これを取って選別したのが右側です、むしっている間に香りが漂ってきます。指も美味しそうな香りに包まれてしまいました。

柑橘系の実ですからミカンと似ているところがあります。カラカラに乾燥したら瓶に入れて保存し、必要に応じて粉にすればよさそうです。電動の挽き臼がありますから、後日試す予定です。

粉山椒を長年製造している会社のサイトでは作り方を紹介しています。手近な道具としてコーヒーミルが使えるとのこと。ただし、使用後は分解してきれいにしないと山椒の香りがコーヒーに混じってしまいます。パウダーになるまでふるいにかけ挽き直す必要があるという説明が載っていました。

米の収穫に追われてまだ吊り干ししていますので、天気のよい日に干し上げなければと気にしています。