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途中経過

2014.02.20 (木)

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指先の感覚が鈍っているのと寒さで遅々として進みません。

柿の木を貼り合わせてアウトラインはできあがりです。あとは仕上げ磨きと金具の取付だけになります。

柔らかい素材と石を同時に仕上げていくのはやはり難しいことです。どうしても木の方が早く削れてしまい、思うような境界線になりにくいです。

さらには、磨き用のハンドルが付けられず、指で持ってバフがけは危険が伴います。はじかれると飛んでいきますね。他にいい手はないのでやってみるしかありません。

1年前のカッター刃の怪我を思い出します。指の先端の骨はやはり削られていたため、自らの修復は手間取っています。まだ指先に角質層が盛り上がり真皮で被われていません。これが片付くと指先の違和感がなくなるのではないかと期待しています。

自動カンナがけ

2014.01.20 (月)

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自動カンナの屑の出口と集塵機をホースでつないで使っています。当初は自動カンナの機械だけでした。使うたびに掃除が大変だということに気づき集塵機を買ってしまいました。風のある日には小さなカンナ屑が飛び散り掃き集めることさえままならない状態になったのです。

作業部屋の中で使えばと思いきや、これまた粉塵がすごいということになります。火気があるととても危険になります。

自動カンナといっても削る量は手動です。深すぎると仕事は速いですが、歯に対するダメージは大きいです。カシやコナラなどは焦るとカンナの歯と台座の間に木のかけらが食い込み変形したことが何度かあります。甲高いうなり声が上がっているときが一番調子いいです。

写真では分かりづらいと思います。右からアラカシ、トチュウ、ハイノキという種類です。長さ40cmぐらいの細切れのため始めと終わりは小さな段差がつきます。そり、ねじれが出て、なかなか長い板に挽けません。

自動カンナはローラーで送るだけの自動です。逆目が混じるとささくれが出たり、端っこが弾け飛んだりします。入れる向きを確認しながらの作業です。雑木はどちらから入れてもささくれるということが多いです。

誰も相手にしない雑木だけに効率のよくない方法で板にしています。カンナ屑の量は半端じゃないです。

間延び

2014.01.10 (金)

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デザインの決定もこれはというところに辿り着けず、種類をどうするかも宙に浮いたまま。

リングがあればストラップ、ペンダントトップ、ピアス、イヤーカフスどれにでも使い回せるのは確かです。装着金具は使い回しで、トップを取り替えて楽しむという使い方を想定しました。

とりあえず手元にあるストラップで形を整え売り場に出します。耳は好みが難しいということもあります。

今回は黒真珠、黒蝶貝から産出するものを使ってみました。南洋真珠=タヒチ産かどうかは不明。安価なものは染色で流通しています。

冷たい時期、気分が向かないのですが、ぼちぼちロードナイトの仕上げを試みています。デザインの方向は木に貼り合わせてしずくの形に整形してみようと思います。とがった方にリングを埋め込みトップになります。

とほほ!

2013.10.05 (土)

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メノウの仲間ということで、同じような作業をやってみました。
意外と柔らかく、サクサクと研磨できます。ただし、力が入りすぎたり引っかかったりするとポロリと脱落しました。

この映像を取る直前にカメラが不注意で40cm下のコンクリート床に落下。ズームがうまく動きません。AFも怪しいです。鏡筒内でカタカタ音がします。画面の左上にケラレが出ているのが分かると思います。レンズはアウト。とほほです。

ボディはレンズを入れ替えて見ると正常動作。心配なさそう。レンズだけ修理センターに送り入院しました。3万何某の修理見積はとほほです。

以前の金属鏡筒のレンズはズームでも意外と頑丈でした。バスのシートに置いていたショートズーム+F2が急ブレーキで転落。大丈夫でした。
今は、軽量化を図り、AF、VRレンズ、高倍率ズームとメカが複雑になった分落下には弱いです。

単焦点レンズが一番頑丈ということになりますね。修理明細を見るとズーム、AF関連の部品交換で高くつきました。

車の修理同様、不具合のある部品だけを交換するのではなく、ユニットで交換することがほとんどです。このG4も不調になったときはロジックボードが疑われ、10年経過していたので補修部品無し、中古機からはがして生き返りました。ロジックボード=マザーボードのどこが不調なのかは追求しないんですね。人間様はそうはいきません!

ロードナイト

2013.09.30 (月)

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ばら輝石。研磨機で荒削り後、中断していました。

小物の研磨方法を習得し試してみました。割り箸に原石を接着。松ヤニに似せた人工の接着剤で、加熱して溶かしたものですが、強度はあまりなく、力を入れすぎたり落下させたりすると簡単にはがれます。

#400のディスク研磨で8の字を描きながら形を整えていきます。円形のものはひたすら全方向にやっていくと整形できます。楕円形のものは対称にしなければなりませんから、目見当で追い込みながら根比べです。

以前のイヤリング部品は、指の調子がいまいちよくないので、間延びしています。石研磨と平行して、パフをエアーツールにつけたりランダムサンダーにつけたりして試しています。仕上げは根気のいる作業でなかなかはかどっていません。

製作途上

2013.05.19 (日)

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イヤリングかピアスか…。とりあえずぼちぼちに本体だけを作ってみることにしました。金具は選択できるように用意すればニーズには対応できそうです。

切り抜きを終え、ちまちま研磨しながら形を整えていきます。本体の整形が仕上がったら、宝石のはめ込みです。頭の中にできあがりイメージを作ってひたすらゴールをめざすところです。

店頭に並ぶまでにはしばらくかかります。田植えをすませるまでは集中作業になりませんね。

先を見越して

2013.03.29 (金)

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板材は1日にしてならず。丸太4本をチェーンソーで挽き割りしました。切り倒すときと違って結構力がいります。まっすぐ、無駄なくと思いつつもそうはいきません。繊維に平行に切るのは鋸刃の方が優れていますが、製材の道具立ては大仕掛けです。

燃料を4回補給し、切りくずはかなりの量になりました。半生なので、燃えるだろうと山にして火を付けました。翌日夕方になっても片づかず。寝ている間にやっと燃え尽きたようです。
ハイノキの灰は意外と少なく、媒染に使うにはかなりの木が必要だったのではと察します。

柿の木なみの材質ではないかと予想しています。

新作

2013.03.25 (月)

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小さな切り抜きは粘りのある材にしないと欠けやすくなります。アラカシが一番適していますが、面白みがいまいちです。薄板にしたクワを使ってみました。衝撃にはやや弱いものの固さで何とか持つのではないかと思います。
山で切ったときは大きな虫食いがあり、使える部分が少ないので、小物しか作れません。心材と新しい周辺の材と色が対照的に違い、工夫が出来ます。しかし、細い部分は平行の目にしないと欠けやすく、木取りに制限があります。
面取りをしたり、研磨したりちまちまとした作業です。宝石や金具の接着は耐久性を考えて硬化まで12時間以上かかるものを使っています。両面付ける目玉の場合2日がかりです。

手間がかかり、パーツのコストもあり、高すぎると思えるような価格設定もぎりぎりの線で見直してみます。大量生産品なみにすると薄利多売になり、売れなければ部品代もまかなえず。痛し痒しの難しいところです。

研磨作業

2013.03.23 (土)

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怪我をしたときのカキ材は思案の果てベルトサンダーでトレイにしました。小鉢のようにしようと思うとなかなか手間取ります。2次元の曲面ならこんな仕上がりです。見る角度で年輪が浮き出てきます。模様の方が勝っていますから、分かりにくいですね。

もう一つはアラカシの輪切りを研磨してコースターにしました。あまりの固さに1枚だけで飽きてきます。強引に押さえると機械がだめになります。買った当初、おもしろがって負荷をかけすぎたのが原因で、駆動ベルトが壊してしまいました。
仕上げは#240。これでかなりテカテカになります。焦げ付くことがなかったのが幸いでした。

材木の変身

2013.03.21 (木)

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1ヶ月前、しばらくとぎれていた材木の提供をしました。組木デザインを元に糸鋸で切り出しをしているHさん宛。

いずれも今年の干支を選んで、作品をお返しにいただきました。

一つ目はバクチノキ。木目が気にならない材で固さもそこそこ。扱いやすいです。
二つ目はカキ。年輪は見分けにくく、渋の模様がおもしろい材です。サクサク柔らかいので、短時間で切り出せます。
三つ目はウワミズザクラ。心材と育ち盛りの部分が対照的な色で、デザインにはめ込むには苦労したとのこと。三つどもえで色合いの組み合わせもなかなかおしゃれです。

年季が入っているだけに楽しみに出来る交流が続いています。

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