記事一覧

野菜いろいろ

2014.10.18 (土)

ファイル 204-1.jpgファイル 204-2.jpgファイル 204-3.jpgファイル 204-4.jpgファイル 204-5.jpg

アイコン

左上:ホウレンソウはこのシーズン2回ピット苗を作って植え付けました。気温が下がってきて1回目の苗は大きくなり食べ頃です。2回目の苗がこれぐらいですね。

右上:タマネギの苗は毎度自作です。去年は大きくなりすぎたので、種蒔きを遅らせました。11月ぐらいに植え付けです。1袋で200本はとれるでしょう。

左2段目:七夕豆はつるなしインゲンと競合してたくさんは食べられません。後は豆になるまで放置して煮豆材料を当てにしています。真っ白いまめができるはずです。

右2段目:ニラを刈り込んでいます。この後に出てくる葉を刈って食べます。傷みのない柔らかい葉になっているはずです。球根が痩せますので、年2回ぐらいにした方がいいそうです。

3段目:ショウガは昨年とは大違いでこんなに葉がおごりました。これぐらいになると根元は充実します。もうすぐ収穫して、冷凍庫行きです。

豆類の収穫もぼちぼち。金時豆は終わりに近づきました。落花生がそろそろ収穫時期。黒豆は枝豆状態でだいぶ食べました。

余談:サーバーの電源が寿命となり、ダウンしてしまいました。5年間ほとんど休まず動いていましたから、ハードディスクも心配です。遅まきながら急遽代替機を構築し始めましたが、上手くいかず、疲れ果てていますね。見えない謎解きは大変です。

冬野菜

2014.10.09 (木)

ファイル 203-1.jpgファイル 203-2.jpgファイル 203-3.jpgファイル 203-4.jpgファイル 203-5.jpg

アイコン

1段目左。ミズナは苗を作ってから移植し、ネットの中へ。それでもヨトウムシは臭いをかぎつけて食べにやってきます。

1段目右。ダイコンは昨年の失敗を生かして、ネットの中で種蒔き、発芽と同時にヨトウムシは侵入し、蒔き直しながら間引いていきました。

2段目左。新種の試しです。チシャトウ、茎レタスという名前で、葉ではなく茎を食べる中国野菜です。一応ネットに入れて移植しましたが、キク科ですから、虫はよってこないです。

2段目右。ハクサイは90日タイプは順調です。ネットではなく、不織布にしました。単に長いネットがなかっただけのことです。小さい虫は入れませんから虫食いわずかです。

最後はチンゲンサイ。これも苗を作って移植しましたが、臭いをかぎつけてかなり喰われてしまいました。

この時期殺虫剤不使用のアブラナ科野菜は困難を極めます。


皆既月食こちらからどうぞ
http://aufuku.ddo.jp/hana-ranran/gall10/gall78.html

サツマイモ初堀り

2014.09.19 (金)

ファイル 198-1.jpg

アイコン

今シーズンは植え付け場所を失敗。すぐ南側の畝に蔓ものを並べたので、やや日照がよくなかったです。雨が多かった日照不足も合わさって、小さいイモが多くなっています。

天候不順にも関わらず、甘みがのっていました。畝を少しだけ高くしたのもよかったようです。雨の多い年には効果的だったよう。サツマイモは日陰で半月ぐらい乾燥させることで甘みが増え、しまりも出てきます。

子どもの頃に食べていた品種と比べ鳴門金時の甘さ、食感は格別です。甘さだけなら鹿児島産の焼酎原料の紅イモは抜群です。水っぽいため調理用としてはおすすめというわけにいきません。

京都からやってくる義母はサツマイモの茎の佃煮が好きです。茎といっても蔓ではなく。葉柄にあたるところ。先端の方が柔らかくおいしい部分になります。付け根の方から皮を剥くとさらに食べやすくなります。

ショウガ

2014.08.30 (土)

ファイル 193-1.jpg

アイコン

昨シーズンは7月の生育不良と8月の少ない雨で収穫は皆無に近し。ショウガは植え付けてから芽が伸長するまでにかなりの日数を要します。水はけよく、乾燥せずと湿り気のバランスを要求してきます。

そこで、今シーズンは一昨年成績がよかった場所に移動。水はけを考えて畝を立て、湿り気維持の敷き藁を施しました。東側に建物があって、日照時間はやや少ないのですが、灌水しなくても湿り気は維持できます。待ちが長いだけに芽が出るとほっとします。腐れていなくてよかったという安心感です。

今年のように生育が順調だと現在は1株から7〜8本の茎が立っています。寒さに当たる前に収穫です。種ショウガが残っていれば味の濃い古ショウガになっています。二重の楽しみがあります。

土ショウガとして市販されているものは1ヶ月ぐらい熟成乾燥をしています。最適の温度と湿度で管理し乾燥させると味が濃くなります。しかし、素人の放任乾燥では茎の根元から腐れてしまいます。難しい作業なのでお手上げです。

掘り上げたらきれいに洗浄、小分けに切り、小袋で密封、即冷凍です。これで1年間生の美味しいショウガが使えます。冷凍したまま刻むのですが、コツをつかめば削り節なみの作業です。

甘酢漬け、紅ショウガなどの定番の保存加工がありますが、挑戦せず。やっぱり食べる頻度が少ないものはさけていますね。たまに食べると美味しい。寿司の友ガリも確かに美味しい。でも、毎日は食べない。

紋枯病

2014.08.27 (水)

ファイル 192-1.jpgファイル 192-2.jpg

アイコン

収穫後の藁を焼き払い、圃場全体をバーナーで焼き、籾殻はみな灰にしてどれほどの効果があるのか、育ててみないと分からない状態でした。代掻き時には掛け流しで、残渣を減らし、ついでに菌核も流れてくれたらと期待していました。

出穂後、すぐには発病はわずかしか見られませんでした。しかし3週間もたつとこの有様です。菌がついた株は出穂にあわせて菌が上へ上へと伝染していきます。株全体に蔓延すると周りの株にも伝染していきます。健全株と比べて枯れた斑紋がよく分かります。

実が太るときに葉が犯されてしまうと生育は止まり、やがて穂首が枯れて折れていきます。収量減と粒の肥大が不十分な玄米になります。籾摺りをすると最終的に成績が出ます。見た目、昨年よりは軽くなったかなという状況です。

下手の圃場は今年も発病なし。イノシシの侵入がないようにと願うだけですが、網だけなので対策なしです。

8月は現在の時点で16日間の降雨。不順な年です。豆の灌水は免れたものの、茎が徒長する障害が出ています。黒米はお盆過ぎには早々に倒伏。実はまだ入っていません。止め葉が出て濡れると重くなり自ら倒壊です。3日かがかりで起こしましたが、これまたどれぐらい実が入るかは結果待ちです。

山の中に餌が見つからないイノシシはカボチャを食べて回り、食べにくい稲穂にかぶりつき、ついでにぬたうちまわるという有様です。

(注1)コメント投稿には「福店」の2文字が本文中にないと投稿できません。その都度よろしく。
(注2)写真はリンクに気づかれると思いますが、クリックで800pixlの画像になります。

コールラビ第2弾

2014.08.19 (火)

ファイル 190-1.jpg

アイコン

今シーズンの8月の日照は短くなりました。豆や米に影響が出なければと願うのですが、尋常ではない南風の蒸し暑い穂が多いです。

キャベツなみとはいえ、どの程度連続して植えられるか試しです。暑さには耐えられるようで、少しずつ太り始めています。モンシロチョウ対策は放任できませんので、ネットが必需品です。

ネットの端の始末は専用のペグが手に入り、土寄せしないでも何とか効果ありです。少し焼き入れがしてある針金で、地面に入る部分がノコギリ状に細工してあります。抜けにくくしてあります。ホームセンターが4店ありますが、この手のペグを扱っているのは1店だけです。

うまく種蒔きの間隔をとればかなりの期間収穫できそうです。キャベツは結球特性が品種によって制限され、春植え、秋植えの指定があるものは入れ替え不可です。時なしというタイプもあり、寒さをくぐらずして結球します。

お隣さんは半月早い種蒔きで、一株いただきました。上出来でした。気温が高い部分成熟期間は半分ぐらいに短縮されます。

七夕豆

2014.08.15 (金)

ファイル 189-1.jpg

アイコン

鳥取のNさんから一握りの種をいただいて蒔いたのですが、3回とも腐れてしまい失敗です。お隣さんが2回目でうまく出たというので、あまりの苗をいただきました。最終的に5株です。

天候不順で高温多湿が続きふやけた種はすべて発芽に至らず。この時期の種蒔きは難しいです。以前青大豆を蒔いたときも雨後のカンカン照りでみな腐れたことがあります。

七夕豆というのはインゲンの仲間で蔓性の伝承された種です。感温性の品種ではなく、短日感光性のようです。普通のインゲンのように春蒔きしても生育期は短日に変化せず、開花しなかったそうです。お隣さんの試験栽培では8月になっても花が咲かないので処分したのです。

小豆も同様に品種が分かれており、当地では7月中旬種蒔き、9月収穫の短日感光性の品種が作付けされています。日が短くなると花芽分化が起こるという仕組みです。

8月中に蔓をおごらせ、9月になると開花し始めると予想しています。この段取りで栽培するために七夕のころ種を蒔きなさいと言い伝えたようです。

さやを食べる時期が短く、煮豆が美味しいというふれこみで播磨から但馬地方で伝承された品種ということです。

種蒔き

2014.08.12 (火)

ファイル 188-1.jpgファイル 188-2.jpg

アイコン

秋から冬に向けての種蒔き時期が到来です。早すぎても遅すぎても上手くいかず。昨年は早生が結球しないハクサイになってしまいました。

早生はお盆前がいいという話に沿って早速蒔きました。右の方です。ピット苗は結局ポット移植にした方が根が張りやすく、最初からポット蒔きにしてみました。

10年近く自力でハクサイを作るのですがどうも上手くいきません。3割打者なみの成績です。多分、蒔き時、定植の時期、畝立ての準備等微妙にハクサイのご機嫌にあわないのでしょう。

初心に戻って挑戦です。90日タイプの晩生はお盆過ぎてからがよいということなので、来週種蒔きです。

左の方はチシャトウ、茎レタスです。テレビ番組で取り上げられると新種として流通に乗ってきだしました。固有名はケルン。おおかた中国野菜の系統です。

葉ではなく、茎が太るのを期待して味見です。美味しければリピート。パッとしなければ話の種程度でおしまいです。ぼちぼち、品種を広げすぎましたので、絞り込みにかかっています。

(注1)コメント投稿には「福店」の2文字が本文中にないと投稿できません。その都度よろしく。
(注2)写真はリンクに気づかれると思いますが、クリックで800pixlの画像になります。

クロゴマ

2014.08.04 (月)

ファイル 185-1.jpg

アイコン

7月初めの台風の時に少し倒れそうになりましたが、その後は順調です。昨年いっぱいやってきたイモムシは今年は1匹だけ。代わりにカメムシが大量発生。オクラやゴーヤにもさばって美味しいところを吸っていきます。

そろそろ葉が落ち始めて鞘が割れかかってきました。お盆前には刈り取れる予定です。この時期に雷雨がまとまった昨年は鞘の中で発芽した種子が混じりました。今後の雨次第でどうなるかです。

太平洋高気圧の出しゃばり方が尋常ではない今シーズンは蒸し暑さと偏った雨量が人間だけでなく、植物にもよくない影響を与えているようです。

収穫選別を済ませると出来具合の成績がはじけます。畝の長さはやや短めながら、幅を広くとったので3通りの筋蒔きでした。楽しみは半月後です。

モチキビ

2014.08.01 (金)

ファイル 184-1.jpg

アイコン

最初に発芽した部分と蒔き直しでずいぶん差がつきました。今シーズンは梅雨時の雨量が少なめで、しかも高温多湿の南風が入り込んで生育不良です。梅雨明け後は雨量がなく、この台風でやっとお湿りがあるような状態です。

前年は虫の被害が甚大でした。こんな天候ですから、カメムシ類がやや少ないようです。ただし、水分の確保できるゴーヤには全身緑のカメムシが大量にさばっています。

高気圧同士の駆け引きが少ないまま居座られると偏った天候が続き、畑に一雨ほしいのがこちらの願い。田んぼの水がなくて困るところまではいかず、ぎりぎりです。

モチキビや豆は開花後の降水が不可欠ですから、これから不安な状況を避けたいところです。

植物の多くは地面がずっと湿っていなくても、根から気孔までの間に水分を蓄え、水加減によって蒸散を自らコントロールしています。灌水をしていると根の張り方はひ弱になりやすく、常に水があると勘違いして頻繁に蒸散してしまいます。その分耐久力がなくなり、突如灌水が途切れると水切れのダメージが出やすいということになります。

サボテンほどではありませんが、モチキビの水に対する耐久力はなかなかのものです。

ページ移動

Calendar

<< 2024/4  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>