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ショウガ

2014.08.30 (土)

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昨シーズンは7月の生育不良と8月の少ない雨で収穫は皆無に近し。ショウガは植え付けてから芽が伸長するまでにかなりの日数を要します。水はけよく、乾燥せずと湿り気のバランスを要求してきます。

そこで、今シーズンは一昨年成績がよかった場所に移動。水はけを考えて畝を立て、湿り気維持の敷き藁を施しました。東側に建物があって、日照時間はやや少ないのですが、灌水しなくても湿り気は維持できます。待ちが長いだけに芽が出るとほっとします。腐れていなくてよかったという安心感です。

今年のように生育が順調だと現在は1株から7〜8本の茎が立っています。寒さに当たる前に収穫です。種ショウガが残っていれば味の濃い古ショウガになっています。二重の楽しみがあります。

土ショウガとして市販されているものは1ヶ月ぐらい熟成乾燥をしています。最適の温度と湿度で管理し乾燥させると味が濃くなります。しかし、素人の放任乾燥では茎の根元から腐れてしまいます。難しい作業なのでお手上げです。

掘り上げたらきれいに洗浄、小分けに切り、小袋で密封、即冷凍です。これで1年間生の美味しいショウガが使えます。冷凍したまま刻むのですが、コツをつかめば削り節なみの作業です。

甘酢漬け、紅ショウガなどの定番の保存加工がありますが、挑戦せず。やっぱり食べる頻度が少ないものはさけていますね。たまに食べると美味しい。寿司の友ガリも確かに美味しい。でも、毎日は食べない。