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2013.11.19 (火)

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先週、鳥取のNさんが来訪。

米とカニの物々交換が恒例になってきました。鳥取からはカニの夫婦、メスの親ガニは小さくとも味は濃厚です。こちらからは新米の「てんこもり」、黒米、黒豆をお持ち帰りです。その際、工房の2点を実際に見て品定めしていただきました。

米の等級余談。出荷する際の米の等級は品質や食味の等級を表すのではなく、見かけと歩留まりだけです。被害粒、死米、着色粒、異種穀粒及び異物の程度などです。1等は70%、2等は60%、3等は45%の整った粒を保証するものです。つまり精米して、異物や着色米をはねた残りがどれだけ多いかというランクです。米問屋さんにとっては重要な要素ですが、精米を買う消費者には無縁ですし、玄米を買う方は影響が出ます。玄米よりも精米の方が高いのは精米する加工賃だけでなく見かけの良さで量を決めますから高くなります。どの等級でも精米してしまえば仕入れ値段相応の精米ができます。3等は精米にならない無駄が多くなるだけです。
食味は栽培状況、品種に左右されるところが大きいです。寒暖差も影響してくるそうです。条件を制御しながら作って食べ比べるわけではありませんから、何が決め手かは難しいと思います。

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