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テングチョウ 大群発生

毎年田植え時期にたくさん現れるチョウです。証拠写真はありませんが、今年は異常な数でした。ちょっと戸を開け放したり、のんびり入っているとついてきそうなぐらいの数です。

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近隣の方に聞いても、ものすごい数ですとのこと。だいたい10日間ぐらいで消滅します。今となっては、そんなこともあったなあぐらいの収まりです。

日本で見つかるテングチョウの仲間はおらず、この1種類だけだそうです。食樹はエノキに限られるようです。エノキが多いことから、集落の名前が榎です。餌としては思い当たる節があるという結末です。

エノキには甘い実がつき野鳥を呼び寄せます。木はヒラタケの栽培に適しています。以前は栽培している人がけっこういました。ところが、木の寿命が短く、発生するときは一斉に出るものですから、リピートしなくなりました。

— posted by fuku at 06:03 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

つぎはシジュウカラ

つがいが警戒するような鳴き声で何度も通っているので、何事かとしばし観察。家の敷地内にある電柱に答えがありました。

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半月ほど前に電柱の近くにコケがたくさん落ちているのでどうしたのかなと思うだけで、事情は分からずじまい。それがこの2匹だったんです。

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この電柱はコンクリート製の下だけ残して上に鉄パイプの柱をかぶせています。中は空洞なんですが、うまく巣が作れたのかどうか謎です。連写の結果こんな一コマが撮れました。

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ここ2,3日姿を見ていません。中で抱卵しているのかどうかは分かりません。

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この位置ならヘビは入れそうにありませんから、絶好の場所です。さてどうなるかは?です。

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ツバメその後。裏手から「巣ができているよ」とお知らせ。あっという間に屋根の一番上の換気扇フードの上にできています。去年は諦めたのに、意地でも作ったようです。

しかし、つがいは今日一日寄りついていません。実は磁石の中で最も強力なネオジム磁石を2枚付けていたのです。渡り鳥にとっては一番いやな代物です。多分調子が優れなくなることが身にしみて分かったのでしょう。ひとかたまりの土の塊は主なしでひっそりとしていました。

この磁石は廃棄したハードディスクから取り出したものです。読み取りヘッドのアームを高速で頻繁に動かすための重要な部品で、代替品はありません。現在に至るまでずっと使われています。

— posted by fuku at 06:20 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

またツバメ

昨年のきらきらテープをはずさなかったのでもう来ないだろうと思うのは人間の都合でした。どうしても巣を作りたいようで、隙間を探し続けていました。

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CDのくっついた紙コップ(元は手作り風鈴)をぶらせげて邪魔を試みたら、止まり木代わりです。換気扇フードに止まれないよう細工してこれで諦めるかと思ったのはこちらの都合だけ。今度はすぐそばの壁に泥を練り始めました。不織布をガムテープで留めてやっと諦めさせました。

このつがいのその後は、放浪が続いています。

— posted by fuku at 04:32 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

クレマチス

日当たりのよくないところから掘り上げて2年目。大きな鉢に3種類寄せ植えしています。

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元は2種類隣り合わせで植えてていました。自然交配して、種から育ったのが藤色に濃いめの赤紫が入った花です。濃い青紫の遺伝子が少し混じったような結果です。

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藤色に白の筋が入るのが元々の品種です。そして、もう一つが濃い青紫です。この後咲きます。

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その気になれば新品種の開発は可能ですが、製品化するまでは最低でも3年はかかります。売れたらの話ですから当たるも八卦、当たらぬも八卦。美人と一緒で振り向かなければ次に進めません。

— posted by fuku at 03:05 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

山菜採り:タケノコ コシアブラ ワラビ

前年の伐採が大きく影響して親竹のないところからは出なくなりました。残した親竹の周辺に集中して出てきたので、来年度はメッシュの置き場所を変えないといけません。小ぶりなものばかりですが、一番美味しい時期はイノシシにすべてねらわれました。あく抜きを知っている人間様はまだこの時期でも美味しく食べることができます。さすがにイノシシは食い飽きたようです。

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コシアブラはいつもの場所でいつも通りの収穫。タイミングはちょうどよかったです。タラの芽と同様、開きかけのところが一番美味しくいただけます。冷蔵してボリボリ、主に酢味噌和えで食べました。ほのかなトニックの香りが何とも言いがたい刺激です。

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コシアブラ採取のところのワラビは少し早かったです。寸足らずであまり太くなってないです。少し離れたところでは冬場、イノシシが掘り返して根を食べていました。まるでユンボで遊んだような掘り返し方です。石が少ない赤土ですから、思い切りもくって親指ぐらいの太い根茎を食べています。

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タラの芽は隣からお裾分けでいただきました。それにしても我が家のウドは???掘り返してみたらやっと30cmぐらいになっていました。もう20cm伸びるのを待って収穫です。

— posted by fuku at 02:37 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ワラビ

昨年の天候不調が今年のワラビの不調を招きました。太いのが出ない。背丈が伸びない。筋がすぐ入る。しっかりした歯ごたえと味わいが物足りないです。

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これが初旬の第一弾ですが、その後の生育も芳しくありません。雨は多いのに寸足らずばっかりです。

山歩きをしてみるとイノシシやシカの餌が如何にないかよく分かります。人里の草刈りをしているところだけが餌場になるのです。一番大きな影響を与えたのはLPG。次に灯油バーナー。とどめは電気温水器です。自業自得といえばそれまでなんですが、生活様式を見直さない限り、人里への害獣は解消しません。狩猟規制が緩かった時代なら見つけ次第射殺でしょうね。

冬場のイノシシは山芋を掘り、ワラビの根を掘り、最後に一番手強いクズの根を掘って飢えをしのいでいます。シカは木の皮と笹の新芽が一番の食料です。

— posted by fuku at 07:30 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

カタクリ&フキノトウ

2週間前の撮影です。竹やぶの裾野に毎年花を付けるカタクリ、何か所かイノシシとシカの通り道ができて荒らされています。かろうじて数十株が残っています。

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カタクリの根はかなり深く、幸いにもイノシシには食されていません。おおかた、ワラビ、クズ、自然薯などは餌食になっているのです。

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地下茎はあまり繁殖していませんが、ひっそりと一輪だけ咲いていました。ここまで大きくなるとさすがに食料にはなりません。里山の春は山菜を味わう旬となります。なのにワラビやタラの芽が道の駅に並ぶ昨今、そこまでやるのかという感想です。

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タケノコ掘りとワラビ取りに竹やぶに行きました。「ざまをみろ!」という跡形に遭遇です。10cmぐらいのぞいたタケノコの回りが綺麗に5cmほど掘られています。近づいてみると太い根に囲まれて掘り進むことができず諦めているのです。しかも2か所。さすがにイノシシも竹の根と格闘することはできなかったようです。

畳一枚の大きさのメッシュを何枚か地面に放置していますが、さすがにイノシシは近寄りません。鉄の臭い=罠、檻という学習ができています。ただし、瓜坊は食べ盛りで勉強できていません。

— posted by fuku at 07:40 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

10日前のサクラ

先週、気温上昇とともに一気に満開になりました。その後は花冷えと雨で散るのも駆け足でした。

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寿命になるサクラもあれば、これからというサクラも。全国展開でソメイヨシノの苗木がばらまかれ、サクラだらけです。併せて天狗巣病も蔓延しています。

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川沿いの土手がないところゆえ、あちこちに点在しています。一か所にまとまればそれなりに集いやすいのですが、平地の少ない中山間地の泣き所です。

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ヤマザクラが満開になり、ミツバツツジの濃いピンクが遠くに見えます。ぼちぼち山が笑い始めました。

県議選も終わり、相変わらずなのは、どうしたら地域に元気が出るのかという問題。通信インフラが整った現在、それに見合う誘致は何もできていない。災害が少なく、生活コストが安い立地条件に企業売り込みをしていかないと先行きしない現実です。都会より経営コストが安いというのは大きいと思うのですが…。

IT企業など、どこに事務所を構えるかでずいぶん経費に差が出るはずです。水がいるとか輸送コストを下げたいとかいう制約がない会社は地方分散を検討してほしいですね。

— posted by fuku at 04:23 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

冬眠解除

幸運にも機械が入って混ぜ返されたのに怪我一つせず春を待ちわびていた一匹です。10円玉ぐらいの穴が空いていたのでほじってみたらこの通り。

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春先にトラクターが動き始めるとトンビが必ずやってきます。掘り起こされたカエルが拾えることを学習しています。出てくるのは数が減ったと騒がれているトノサマガエルです。背中の模様や足のつき具合を確認するのですが、ダルマガエルは今のところ見つかっていません。

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先週は一桁台の最低気温が続きました。目覚めたカエルにとっては過ごしにくい寒さです。周囲の桜もほぼ散ってしまい、昨日の花見は鼻見とまではいかずともミツバツツジ、モクレン、ミモザ、ヤマザクラなど盛りだくさんでした。

更新のお知らせ:丹後半島Link

— posted by fuku at 09:06 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

クリスマスローズ〜スイセン

モクレンの下に植えることで夏は日差しを遮り、冬は日が差し込み、絶好の場所で咲き誇っています。花は必ず下を向くので撮影しにくい花です。

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今頃咲いているのになぜクリスマスローズなの?と疑われてしまいますが、原種ニゲルは原産地で12月下旬に咲くそうです。春咲きの原種と交配を重ねた園芸種の多くが春咲きとなり、なまえだけそのままあやかっているのが真相です。

スイセンもこれまたうつむきやすい花です。学名にまつわるギリシャ神話の話は悲しい話です。葉や球根には毒気が。

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逆光で撮ると雰囲気が変わります。植え込みで邪魔者扱いになって、カイヅカイブキの下に引っ越した結果です。花冷えが続いて、遅霜の心配が現実になりそうです。芽が出たキウイ、ジャガイモ、金時マメがやられてしまいます。とりあえずシートやネットをかけて一時しのぎの作業をします。早朝6〜7時ごろが怪しい時間帯ですね。

— posted by fuku at 02:45 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

中国山地

帰り道、助手席からパチリ。昼食時に一杯だけ飲むのが慣わしになってしまい、暇つぶしに移動しながらのショットです。

吉井川を通過するとき恩原方面がちらりと見えます。

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津山市街地からは那岐山が望めます。

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勝間田の手前で最接近の最後です。美作で降りるあたりは見えなくなります。

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今朝も名残雪状態でした。もちろん積もりませんが、朝日に照らされてちらほら。これで見納めになりますように。

— posted by fuku at 04:07 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ぼけ 蕾

一雨ごとに暖かくなるこの季節。寒風が当たらない日差しのいい場所で勘違いしています。気温の変化で花芽が動き始める植物は数多くあります。ニンジンやホウレンソウでも一定の低温に出くわして、生育適温になるととう立ちが始まります。花の場合はぼけて咲きます。春秋の勘違い、春になったと勘違い。シバザクラはどうやら後者の方です。

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暖地サクランボは開花寸前になってきました。花はたくさんつくのになかなか実になりません。木の勢いだけがよすぎて、食べるところまでいきません。

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雨降りの前に耕して畝立てを続けています。表面はさらさらでも20cmの深さになると粘っていました。途中止めするわけにはいかず見切り発車で畝にしています。シカの餌場になった田んぼは水がたまっており、耕耘は難しい状況。

— posted by fuku at 09:03 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

パフィオペディラム

復活してからは毎年花を咲かせています。肥料はなくても水と太陽だけで生きながらえています。平成の初めに手に入れたものですから4半世紀。

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株分けしたものをいただいた原種です。華やかさはないです。丈夫で育てやすいところが一番です。根の生長が遅いという特徴をパフィオは持っています。植えかえで根を傷めたりしないような気遣いがいります。鉢に満杯になるまでに数年かかりますから、植えかえものんびりしています。軽石系でなく赤玉土を使っています。

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こちらの品種は株が充実すると大輪になります。前年天候不順で葉の数があまり増えていません。結果、中輪の大きさになってしまいました。カタツムリが温室内で越冬しています。開花するのを待ってつぼみぐらいで腹ごしらえになったものもあります。

葉の模様がきれいな品種は扱いが難しく、一段と生長も遅いです。のっぺらとした模様のない葉の品種は扱いやすく、気遣い無用です。この2種類は模様なしの葉です。

— posted by fuku at 09:06 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ヘリコバクターピロリ菌:除菌

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初めての胃カメラで見た自分の胃の中はうっすら赤く炎症を起こしていました。慢性胃炎です。ついでだから、ピロリ菌の検査してみますかと言いわれ、血液検査に追加しました。1週間後結果受診すると陽性。ということで、こんな薬を1週間、朝晩飲むことに。血圧の薬も入れて7つです。ずっとだったらぞっとします。

要精密検査は出てきませんでしたが、少しずつ気になる所見は出ています。部品交換なしでこんなに長く動く人間の体はよくできていると感心させられます。遺伝子リスクを考えながら毎年検査しなくてもいいと自分で決め込んでいます。それでもかかりつけの内科医は半年ごとに血液検査、1年に1回超音波エコー検査を続けさせられています。営業ペースですね。

例年より雨の回数が多く、春先の作業がなかなか進みません。乾いていない圃場を耕耘したら土団子ができてとんでもないことになります。この土団子をさらさらに耕耘するのは1回では不可能になってしまうのです。不織布をかけたトンネルの中ではホウレンソウと春菊だけが生き残って大きくなっています。アブラナ系は寒さ逃れに潜り込んだ虫が食事をしてしまいました。

— posted by fuku at 05:24 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

生野銀山:朝来市生野町

播但道が伸びていないころは生野町の中心部を突き抜けて素通りしていたところです。 峠道はそこそこの雪が降り、坑道見学の入口はご覧の通りです。現在も三菱マテリアルが稼働していますが、何を採掘しているのかは?平日のこの時期は閑散としています。 生野銀山文化ミュージアムで鉱物コレクションを見てきました。精錬前の原料は目を見張るようなものではなく、変わった石というぐらいのものです。歩留まりはリサイクル都市鉱山の方が格段に上です。

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玄関に巨大なメノウが展示してありました。鉱山開発をしてきた会社の遺産ですね。当然のことながら、観光施設そのものも三菱マテリアルの子会社です。体験コーナーでは最近注目されている銀粘土を使ったアクセサリーづくりが可能です。銀粘土の原材料と電気炉があれば自作できそうです。

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— posted by fuku at 10:15 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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