2週間前の撮影です。竹やぶの裾野に毎年花を付けるカタクリ、何か所かイノシシとシカの通り道ができて荒らされています。かろうじて数十株が残っています。
カタクリの根はかなり深く、幸いにもイノシシには食されていません。おおかた、ワラビ、クズ、自然薯などは餌食になっているのです。
地下茎はあまり繁殖していませんが、ひっそりと一輪だけ咲いていました。ここまで大きくなるとさすがに食料にはなりません。里山の春は山菜を味わう旬となります。なのにワラビやタラの芽が道の駅に並ぶ昨今、そこまでやるのかという感想です。
タケノコ掘りとワラビ取りに竹やぶに行きました。「ざまをみろ!」という跡形に遭遇です。10cmぐらいのぞいたタケノコの回りが綺麗に5cmほど掘られています。近づいてみると太い根に囲まれて掘り進むことができず諦めているのです。しかも2か所。さすがにイノシシも竹の根と格闘することはできなかったようです。
畳一枚の大きさのメッシュを何枚か地面に放置していますが、さすがにイノシシは近寄りません。鉄の臭い=罠、檻という学習ができています。ただし、瓜坊は食べ盛りで勉強できていません。
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