毎年田植え時期にたくさん現れるチョウです。証拠写真はありませんが、今年は異常な数でした。ちょっと戸を開け放したり、のんびり入っているとついてきそうなぐらいの数です。
近隣の方に聞いても、ものすごい数ですとのこと。だいたい10日間ぐらいで消滅します。今となっては、そんなこともあったなあぐらいの収まりです。
日本で見つかるテングチョウの仲間はおらず、この1種類だけだそうです。食樹はエノキに限られるようです。エノキが多いことから、集落の名前が榎です。餌としては思い当たる節があるという結末です。
エノキには甘い実がつき野鳥を呼び寄せます。木はヒラタケの栽培に適しています。以前は栽培している人がけっこういました。ところが、木の寿命が短く、発生するときは一斉に出るものですから、リピートしなくなりました。
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