昨年の天候不調が今年のワラビの不調を招きました。太いのが出ない。背丈が伸びない。筋がすぐ入る。しっかりした歯ごたえと味わいが物足りないです。
これが初旬の第一弾ですが、その後の生育も芳しくありません。雨は多いのに寸足らずばっかりです。
山歩きをしてみるとイノシシやシカの餌が如何にないかよく分かります。人里の草刈りをしているところだけが餌場になるのです。一番大きな影響を与えたのはLPG。次に灯油バーナー。とどめは電気温水器です。自業自得といえばそれまでなんですが、生活様式を見直さない限り、人里への害獣は解消しません。狩猟規制が緩かった時代なら見つけ次第射殺でしょうね。
冬場のイノシシは山芋を掘り、ワラビの根を掘り、最後に一番手強いクズの根を掘って飢えをしのいでいます。シカは木の皮と笹の新芽が一番の食料です。
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