ウリキンウワバの幼虫

キュウリの葉に紛れ込んで食べていたのですが、大胆な食べ方で葉が萎れたため見つけました。

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確実に色で擬態を演じて我が身を守ろうとしています。初めて見る幼虫です。成虫はかなり地味と派手が混在した姿です。

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調べるときにたびたびお世話になっているのが青木さんのサイトです。群馬大にいましたが、今は退職して香川県在住だそうです。幼虫図鑑は皆さんからデータをいただいて、同定しながら検索分類されています。サムネイルを見るだけでもかなり探し当てることができます。幼虫は必ずしも色や柄がスタンプで押したように同じにならない場合がよくあるので要注意です。多くのデータが集まることで、ズレを見ることもできますから、探しやすくなるのでしょう。

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アイスプランツの花

ハマミズナ科の植物は日本国内には自生していません。初めて見る姿です。 

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細い花弁の中におしべがぎっしり詰まっています。めしべは分解しないと判別できません。花の直径が1.5cmほどですから、つぼみを探すのもままなりません。わずかピンク色をしたとんがり帽子が出てくるので見分けられます。

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種が採取できるかどうかはやってみないと分かりません。花が咲き終わると小さな葉に埋もれてしまってどこに種の袋がつくのかよく分かりません。続けて観察あるのみです。

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仲間はいないかなとネット検索をしてみると意外なところに似たもの同士がいました。リビングストンデージーです。これまた種の大きさまで似たもの同士でとっても小さい種です。種の入った袋も似たもの同士なら少し見当がつきそうです。

成長途中の大きな葉より分岐した枝を食べる方がシャキシャキの食感と塩味が楽しめます。夏越しがどうなるかワクワク、ヒヤヒヤですね。

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甘くなったフルーツトマト

今年は甘いです。水はたっぷりで、日照は少ないのにどうしてでしょう?

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植物が糖分を貯蔵する仕組みは、あれこれ調べた結果、肥料や日照より寒暖の差が大きく影響するようです。梅雨に入ってからは、寒冷前線がせり出すと15℃を切り、温暖前線がかぶると南風が真夏日をもたらし、確かに寒暖差は大きくなっています。

イチゴの時期は条件がよくなかったせいか、糖度はやっと二桁という状況でした。ブルーベリーは色味より房の中で大きく熟したものはそこそこの甘さで上出来です。

思い出しました。ブドウ農園を経営されている方の話の中に寒暖の差が糖度に大きく影響するという話をされていました。

驚異の甘さを味わっていただきたいアボシメロンは順調です。敷き藁の上で孫づるが伸び始めています。最初に育てた方法に立ち返って成り行きを見ています。こぼれ種の株も世話なしで順調に大きくなっています。

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ジャンボニンニク

前年の球根を使い回していますが、何とか病気に冒されず、そこそこのできとなりました。

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しかし、6片の従来型の方は完全に病気に冒され、葉が早々に枯れ込みました。球根だけ収穫しておこうと掘り上げましたが、球根周りの薄皮が腐れ、菌が入り込んでいました。これはさすがに来年植えるわけにはいきません。球根を更新しなければなりません。

自家取りの種を使い続ける弊害は病気も受け継いで悪化させることになります。種を販売する方にとっては好都合のことになります。もちろん販売を本業とする農家はリスクの少ない方法で確実に収穫しなければ収入は得られませんから、毎年更新というのが通常のやり方になるでしょう。

タマネギとともに土壌に菌が居座りやすいですから、圃場に余裕のある農家は場所替えをしたり、水張りをして殺菌したりして対策がとられています。周年、他品種を織り交ぜて栽培している我が家は、場所替えというのがなかなか実行できません。

日照が少ない今年の梅雨空、一番遅れているのはナスです。ジャガイモの葉を食い尽くしたテントウムシダマシはナスの葉を集中攻撃中です。ナスの葉は穴だらけで情けないことになっています。

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ふらんす食堂ボナペティ:鳥取市浜坂

今が旬のトビウオを買い求めて鳥取に行きました。昼時に小洒落た飯屋はないかと探した結果、気にとめていなかった場所に行き着きました。砂丘に向かう途中トンネルの手前、左手に分譲住宅団地があります。その一角です。

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ランチメニューはおもしろい組み合わせで、前菜とメイン、メインとデザートというコースです。キッシュを売りにしているようです。鳥のソテー、スズキのムニエルをそれぞれいただきました。バケットのパンとミニコッペパンは自家製で、パンにあまり興味がない私も美味しいと感じました。

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駐車スペースが狭いので要注意です。こじんまりと2人で切り盛りされていました。昼食時間帯は満席でした。

店舗情報:LUNCH TIME am.11:00〜pm3:00(ラストオーダー pm.2:00) DINNER TIME pm.6:00〜pm10:00(ラストオーダー pm.9:00) 定休日 毎週水曜日 (火曜日の夜営業はお休み) add 鳥取県鳥取市浜坂東1丁目5-1 tel. 0857-50-0424

市場に水揚げがなかったらという予想も立てて、スーパーマーケットめぐりで確保しておきました。昼食場所の近くにはサンマートという老舗の店があり、2種類の品揃えでした。予想は的中し、賀露の漁協の店は水揚げなしでした。帰り道、イオンの前を通るので念のため偵察。小振りの鮮度が落ちたものしか見当たらず、そばに骨抜きの開きに加工したものが並んでいました。イワシやトビウオはお腹周りから傷んできますので、その日のうちに処理しないと急激にまずくなります。

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手根管症候群治療:笠岡第一病院

最初は指の腱鞘炎、ばね指を発症していましたが、少し治まり、徐々に指先のしびれが強くなっていきました。親指から薬指の半分までしびれるのが特徴です。細い神経が小指と薬指半分を担当していて影響が出にくいという事情があります。5年少々辛抱しましたが、明け方になると腕から手が痛くなり、眠れませんでした。起き上がって腕を下げていると痛みは消滅するんです。

医師の診断を仰ぐ前に手根管症候群であることが自分で判断できました。ネット検索でヒットしたのが、笠岡第一病院院長の橋詰先生でした。内視鏡下での手術を手がける整形外科の専門です。この先生にお願いするのが最善の方法と確信しました。

片道2時間かかりますが、日帰り可能の手術でした。ただし、自力運転は禁止ですので、手術日と包帯替えの2日間は送迎をしてもらいました。4月下旬に右手。右側の黒丸のあたりを1.5cm切り、手根管に辿り着くパイプを挿入。靱帯を確認してかぎ針のようなメスで管を切って圧迫を開放する施術です。術後は左の黒丸のあたりがおさえると痛いです。内視鏡の生画像を見ていたので書ける内容です。

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今週月曜日に左手を切りました。圧迫帯をつけて養生。今日普通の包帯に交換してきました。

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指先は使えるのですが、濡らすわけにはいきません。外の作業を片手ですると後が大変なことになります。思うようにいかず、イライラしながらの1週間です。

明後日には濡らしてもよくなります。ただし、通常作業をすると痛い目に遭います。時間がかかりますね。しばらくは痛さを加減しながらのリハビリで、握ったり開いたりマッサージをしたりの繰り返しです。ありがたいのは明け方の痛みが出なくなったこと。指先の感覚が少しずつ戻ってきたこと。これで当たり前の日常が1年後には迎えられるのではないかと期待しています。

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キュウリ第2弾

いただいた苗のキュウリがなりはじめ、これから鈴なりになってくるはずです。今回はキャップを外すのが遅れ葉焼けさせため、出遅れてしまいました。地面に近いところが蒸れないようにわき芽を摘んで風通しよくしています。今のところ病気も出ず順調です。

いつも第2弾が遅くなり、うまくいかないので、早めに種蒔きをしました。

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気温も高く、雨もよく降るので成長は早いです。

少量多品種栽培をやっていると袋入りの種は5年ぐらいかけてやっとなくなります。多少発芽率は落ちるもののそこそこ使えます。形が整ったいい苗ができるかどうかは、発芽させてみないと分かりません。双葉が非対称だったり縮れたりしていると最終的には順調に育ちません。発芽して見分けられるときに選抜しています。

— posted by fuku at 04:43 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

クロアゲハの幼虫

キンカンの葉っぱを食べて大きくなりました。体長5cmほど、見逃しの2匹です。

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つつくと赤い角を出して異臭攻撃です。柑橘系の鼻をつく匂いです。

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目玉模様で鳥を威嚇するようです。鳥はヘビの目を恐れています。

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身を守るために葉の中に溶け込む色を体に配っています。

アゲハの仲間はミカン科を食樹にしている種類が多いです。例外はキアゲハでしょう。セリ科の植物のニンジンによく産卵します。今年は毛虫が少なかったので、虫取りの回数も減りました。その分、テントウムシダマシとウリバエに振り回されています。

— posted by fuku at 10:37 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ゴマダラカミキリ

バラの花殻を摘もうかなと取りかかっていたら、産卵にやってきたようです。

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バラ、イチジクの木が大好物で、よく見かける種類です。

最近の闖入者は昆虫だけでなく、ブルーベリーを狙った野鳥が次々やってきています。隙間を狙って入り込み、出られなくなってパニックになっています。

クワの実がお終いになり、餌不足になっているようで、近所の網を張っていないブルーベリーも熟れたのからたいらげてしまい、急遽網を張っていました。

野生動物との共存、共生は聞こえはいいですが、人間の方が脅かされているのが現実です。自然状態で賄える数を超えると略奪とは思っていなくても、略奪になっています。食料を奪われないよう個体数が自然淘汰されていくことを目論む必要を感じています。動物保護をはき違えられると生態系が崩れることを助けてしまいます。

— posted by fuku at 06:34 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

久々のマムシ

何年前に見たのか記憶が定かではありませんが、4、5年は経っています。以前、トラクターで耕耘していたときに見逃した場所です。手でつかむのは背筋が寒くなるのでできず、棒切れを取りに行った間にいなくなりました。

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今回は草刈り刃で切っていますので、じっくり眺めることのないように。

マムシは毒蛇として恐れられていますが、致死率は非常に低いです。ハブやヤマカガシの方が危険ということです。マムシの毒は赤血球を壊すはたらきがあり、強く圧迫止血をすると壊死しやすいそうです。心拍数を上げず、やや血流をおさえる程度にして血清のある病院にいくのが一番無難です。救急車を呼ぶのが早いか、自力で病院に駆け込むのが早いか、一秒を争うようなことはなさそうです。

卵胎生のマムシの赤ちゃんを見ることがありましたが、1匹から5匹ぐらい出てきます。見つけたマムシを捕殺するぐらいでは退治できない繁殖力です。ちいちゃくても毒牙は持っていますから甘く見ないほうがいいですね。

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ズッキーニ 旬の食材

店頭で見る姿からはウリの仲間と思われがちですが、カボチャです。多様な種類があるペポカボチャです。

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黄色は初めての作付けとなりました。従来の緑と比べてやや種周りの食感がさらりとしています。粘りが少ないです。

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スープの具材、天ぷら、煮物、炒め物、サラダと万能選手ですね。それだけ味や匂いがかすかで何にでも馴染むところから優れた食材となったのでしょう。

βカロチンは油との相性がいいため、炒め物が一番でしょう。しかし、油のしつこさを避けたい方はスープや煮物にするのが最適です。

6月から収穫を開始して、株の手入れを怠らず、台風に煽られない限り8月まで収穫が続きます。

市場で最も付加価値の大きい商品は花付きのズッキーニです。レシピは検討中!

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デストロイヤー

昨年秋植えを失敗して、春植えの芋を種にして何とかつなぎましたが、このできです。芽欠きをして植えた6株はまだ掘り上げていません。ベニアカリと同じ時期に収穫できそうです。

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品種登録名はグラウンド・ペチカとなっています。外観から通称の方が知れ渡るようになり、ようやく種芋が流通しだしたようです。長崎の俵正彦さんがレッドムーンの変異株から品種固定した品種だそうです。

食味が独特で気に入っています。メークイーンより粘りがあり、美味しいです。

今年こそは失敗しないようにと車庫の軒先に吊して芽出しを促しているといころです。ジャガイモは冷暗所に入れておくと発芽抑制がかかり、品質が安定に維持できるということで、大手菓子メーカーさんは4℃の保冷庫でストックして小出しにしながら生産しているそうです。種芋にできない方法をしていたことが判明しました。

ネット検索で行き着いた情報が、常温で風通しのよい明るいところにさらしておくと発芽が促されるということです。これで8月中旬まで刺激を与えて、うまくいくはずです。

食味のよさは煮物、ポテトサラダ、焼き物、揚げ物いずれにしてもよさそうで、他の著名な品種にはない特徴を備えています。食べてみるのが一番分かりやすいでしょう。

— posted by fuku at 09:48 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ベニアカリの実

作付け2年目の品種です。薄い赤紫の花が咲きました。目をこらすとトマトのような実がついていました。

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全部で10個ぐらいはついていました。

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ということで初めてジャガイモの結実を見ることができました。触るとすぐ落ちてしまいます。

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ナス科の植物は花の形、実の形で共通するものがあります。かつてポリエチレングリコールの助けを借りて細胞融合の方法でポマトが作出されました。物珍しさで話題になりましたが、今では忘れ去られています。人為的なハイブリッドより交雑によって自然の摂理で美味しいものができるハイブリッドの方がおもしろそうです。

長年種をつないでいくことで突然変異が起きれば変わり種です。そうして変わり種のハイブリッドが主流になることもありますね。

昨年がジャガイモ品種のオンパレードだったと思います。ホームセンターでは今年、品種が半減してしまいました。人の味覚によって人気も代わり、味覚の競争に負けると消えていく運命にあります。

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田植えの後

自宅隣の1反田。毎年のことながら真っ直ぐに運転して植え付けるのは難しいです。修正を意識するともはやジグザグになるということが頭では分かっています。しかし、途中から真っ直ぐにはなかなかできません。長方形の田んぼというのは圃場整備していないと有り得ません。スタート側と折り返し側で辺の長さが違うと幅を意図的に調整してつじつまを合わせることはできるようになりました。

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昨日の雨上がり、水位を調整して除草剤を投げ込みました。1週間ぐらいで初期雑草退治です。見回りをすると豊年エビが元気に孵化していました。オタマジャクシも大量に出てきています。ミジンコ軍団も元気です。

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米に限りませんが、途中の経過は記録しないと検査が受けられず、きちんと記録が残って証明できるようになっていると思い込みがちです。ライスセンターなど大量に乾燥・籾摺りをする施設では複数生産者の米は同一品種ならまぜこぜです。そう、農薬等の記録はほぼうやむやの状態になってしまうということです。

種から白米まで一貫して責任を持って同一人物が処理しない限り、米の正体がとっても怪しいことはよく知られた事実です。

個人の生産者が良心的にかつ正直に情報公開して販売すれば未検査米としか表示できなくても信頼性は高いといえるでしょう。残念ながら良心的でないふれこみも事実あります。除草剤を使っているのに減農薬といわず無農薬という人もいます。有機肥料と化学肥料が混在していても牛糞堆肥だけの有機肥料という人もいます。

安全圏内にいるだろうとは思いますが、偽りの付加価値をつけて儲けを増やすやり方はやはり詐欺ですね。

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ブルーベリーとアボシメロン

7本の木はすっぽり網の中です。早生が少しずつ色づいて食べ始めています。中稲は月末になるでしょう。ハイブッシュ系の晩生は8月に入ってからです。

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日照と雨の加減で糖度の上がり具合も左右されます。早生品種のほんのりとした甘みがいいです。ただし、糖度計で図っても2桁になることはなかったと思います。

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食味が気に入って作り続けていますが、なかなかうまくいきません。このように苗を囲っておくとウリバエの仲間は探し当てにくいようで、あまり葉を食べられずにすみます。はみ出るころには敷き藁をして地匍え状態にします。ネットに上らせたりトンネルネットの上に匍わせたりしましたが、大きく育たず失敗でした。

地匍えのキュウリ同様、吸い上げる力が弱く、蔓の節から発根して途中から吸い上げないと元気に成長しないようです。今回は最初の栽培方法に立ち戻って様子を見ることにしました。結果が出るのは7月下旬頃からでしょう。

— posted by fuku at 04:27 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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