記事一覧

コールラビ

2014.03.21 (金)

ファイル 131-1.jpg

アイコン

2月27日に種蒔きして3週目です。ガラス温室内は天気のいい日は30℃近くになり、夜間は12℃位を保っています。温度を上げすぎるとランの花は早く傷むのでやや控えめです。併せて燃料費の節約も考えています。

本葉3枚目がのぞいており、4月の上旬には5、6枚になるはずです。キャベツ系は霜の心配はしませんから、苗が充実したら定植です。春キャベツはすでに定植していますが、早すぎた苗はひ弱で、何度か霜柱に押し上げられてだめになったものがあります。本葉が6枚を過ぎると根も張って真冬の植え付けにも耐えました。

コールラビはこの時期の植え付けにすると梅雨どきに収穫することになるはずです。再度8月に苗を作って、2回目を年内に収穫できるかどうか試験栽培です。

今シーズンはこまめにポットに種蒔きして、温室で芽だしという段取りです。数日前はゴーヤとシカクマメ。今日はクリカボチャ、ズッキーニ、アボシメロンを蒔きました。続けてオクラも。オクラはやや発芽しにくく、直まきで常に出遅れていました。うまくいけば手間を惜しまず挑戦です。

ゴーヤは発根する側の出っ張りをラジオペンチでつぶし、吸水と発芽を促す効果を期待しています。

東北ほどではありませんがこちらも雪が舞いました。暑さ寒さも彼岸まで?桜も足踏みです。

キャベツの苗

2014.01.31 (金)

ファイル 113-1.jpgファイル 113-2.jpg

アイコン

ブロッコリーは苗を買ってすでに植え付けています。キャベツは温室内で苗を作ろうと挑戦しました。ランの一族のために加温ガラス温室を管理しています。日中晴れの日は30℃近くまで上がり、夜間は最低11℃を維持しています。

2か月足らずでこれぐらいに成長します。そろそろ戸外に出して寒さに慣らし、植え付けです。氷点下になる日もありますが、徐々に気温が上がっていきます。3月に出てくる苗より一足早く成長を進めることができます。
ただし、モンシロチョウの越冬した蛹が羽化し始めますから、ネットを張ることになります。

スジのついた葉はハモグリバエの幼虫の仕業です。エカキムシとも呼ばれています。写真をクリックすれば少し大きくなり、黒い幼虫が潜っているのが見つかると思います。青虫ほどバリバリとは食べませんが、饅頭のあんこだけ食べるような食べ方です。さぞかし温室内は居心地がよかったのでしょう。

晴天が続くとそろそろジャガイモの植え付け準備です。昨シーズン、ジャガイモの置き場所を変えたら完食。春の植え付けを増やすより、秋植をしてみようと思います。

シイタケの床

2014.01.26 (日)

ファイル 110-1.jpgファイル 110-2.jpg

アイコン

昔は茶畑だったところです。作業道が作られ、軽トラで運べるようになったもののお茶栽培は割に合わず、刈り払いました。その後に檜を植林し、30年近くになります。間伐しないといけない時期なのですが、放任しています。

シイタケのほだ木は井桁を組んで寝かせています。乾燥と天水の湿り気が繰り返される中で菌糸が繁殖していきます。檜の枝をかぶせて湿り気を保つようにするといいのに、手抜きです。

並べているほだ木は2年前と1年前のものです。昨年の秋口まで井桁で寝かせていたら、2年前のものからシイタケが発生。立てすぎないように並べました。

並べる角度は水分維持に関係し、天地返しで全体に水分が行き渡るようにすると順調に発生するそうです。昨年のように11月もだらだら暖かいと生えるのが遅く、冬になってもまだ生えています。

春も発生する気温と湿り気の時期があります。気温上昇が一気にやってくることが多くなり、春の椎茸はよくありません。虫が入ることも多くなります。一番の食害はナメクジですね。夜の宴会でしっかり食べ、昼は姿を見せません。

シイタケ植菌

2014.01.11 (土)

ファイル 103-1.jpg

アイコン

ホームセンターに種駒を買いに行くと値段を見て首をかしげてしまいました。昨年より1.5倍くらい高くなっています。どうしてかはよく分かりません。品種?でもないようです。

ドリルの試運転。油ぎれの歯車の音が気になり分解すると、あふれた油が内部にべったり。掃除して新しいグリスを注入したものの時折異音が残り、未解決。カーボンブラシも残り少なく寿命が近いB&Dです。35年前のアメリカ製。

根元の幹周り25cmほどのコナラを約90cmで刻み大小取り混ぜて20数本のほだ木です。元気なころは5〜60本ほど切り出していましたから、大きな変化です。

二人で700駒の穴あけと打ち込みをして、再び檜林の中へねかせました。1年半ぐらいで初収穫できるはずです。天地返しをしたり、水に浸けたりして世話をすれば来秋には収穫できます。そこまではできず、放任手抜きです。

黒豆も減収

2014.01.06 (月)

ファイル 99-1.jpgファイル 99-2.jpg

アイコン

軒下での乾燥が進み、新年早々に脱穀しました。枝豆で食べていたときは不作を感じませんでした。その後が不調。秋の深まりがなかった影響は豆やハクサイに出てしまいました。

手選別を始めると良品と不良品の比率が五分五分です。しわ、カビ、虫食い、割れ、表皮の欠落、未熟などなど良品を集めた方が早いようなことです。秘伝豆と違って黒豆は見た目がはっきりとしています。白黒目立つのです。唯一、大豆紫斑病は見分けがつきにくいです。光沢を失った黒い表皮はやられています。

殺菌剤や殺虫剤を使えば見た目はよくなり、歩留まりも上がります。行政が示す安全に従って散布されていますが、残留蓄積の影響は考慮されていません。直接に害を与えないという安全です。

遺伝子組み換え作物も現に流通していて、何も起こっていないというだけの安全です。たとえを出せば、花粉症のメカニズムは解明されたが、原因や予防、治療は謎めいています。

さて今年のマメは豊作を期待したところです。金時豆からスタートします。ただし、一足先にエンドウとソラマメは20cmぐらいになっています。

モチキビの精白

2013.12.18 (水)

ファイル 92-1.jpgファイル 92-2.jpg

アイコン

機械のなかった昔は唐臼という道具や水車の杵つきで行っていました。循環式の精米機はスクリューのような心棒を回転させ、網でくるんで糠を落とせるようにしています。送り出てくる方に抵抗を調節するレバーがついています。材料を擦りあわせながらぐるぐる循環します。

玄米より滑りやすい表面のためかなり強めに抵抗をかけます。かけすぎたらモーターが回りませんから、手加減です。さいしょの15分ぐらいは糠成分がどんどん出てきます。少しずつ黄色に変化していきます。

機械の網は玄米用のため小さめの粒は次第に糠とともに落ち始めます。ふるいにかけながら元に戻し、全体が黄色になるまで繰り返します。昨年より長めに擦ることで黒いところが減りました。でも、多いです。

カメムシに攻撃された黒い粒が今年はかなり目立ちます。殺虫剤は使いませんからやられ放題です。天候によってカメムシの発生も変化しますから、もう成り行き任せです。

2時間少々の精白作業でした。異物取りは手作業です。色彩選別機を使えばかなりの精度で短時間により分けます。エアーコンプレッサーで圧縮空気を瞬間的に吹いて異物をはじき飛ばします。一台数百万は手軽な値段ではありません。

コイン精米機にも付属したものが多くなりました。循環式精米機ではできない優れものです。

シカクマメの種取り

2013.12.15 (日)

ファイル 91-1.jpg

アイコン

今シーズンは発芽が出遅れた分、種にする鞘も9月中旬からでした。結果的に未熟な鞘が多く、自家用ぎりぎりです。頒布は難しくなりました。

種蒔き時点で25℃を超え、水分がとぎれない状況を作る必要があります。ということは直播きよりポット蒔きの方が確実かもしれません。

ウィキに掲載されていた情報では、沖縄や小笠原で栽培奨励している品種は改良版とのこと。原種は9月頃から開花し11月ぐらいまで収穫。温暖地でも霜が降りるところでは種まで辿り着けません。

さらなるネット上の話として、豆も食べられるという記述があちこちにあるのに、食べ方、食べたときの味についての記述はありません。やはり、お薦めできる美味しさではないのだと勘ぐりたくなります。

ナタマメも2回ほど煮豆にして食べました。飛びつく美味しさではないし、10日も冷蔵すれば腐敗臭が出てきますので、奨励できません。皮は固いし、大味でした。

結局、食材は人様の味覚に合うものが残ることになります。ただし、くさやや納豆のように好き嫌いが2分されるものもありますね。

黒千石と秘伝豆

2013.12.11 (水)

ファイル 90-1.jpgファイル 90-2.jpg

アイコン

9月の残暑と降雨の少なさが影響して豆類は不作となりました。

小さな黒豆、黒千石は見た目よくできていたように見えていただけで、脱穀してみると不良粒はたくさんありました。昨年初めての時は10数本の株でしたが、不良粒は一握りもありませんでした。

秘伝豆は例年の半分しかなく、量だけは例年並みです。つまり、不良粒が半分もあるということになります。鞘が未熟なまま枯れていき、そこそこの雨が大豆紫斑病を加速させました。選別後の使えそうな粒の半分以上が感染しています。食するに当たっては問題点は浮上していませんので、普通に味噌の原料にしています。商品としては見た目が問題で流通していません。

秘伝豆の味噌は、収量不安定のため、原料豆を持ち越しながら何とか13kg前後の味噌を仕込んでいます。

小さな黒豆は、ネット上では焙煎して黒豆茶として流通しています。夏に豆腐を作ったのですが、にがりが豆腐用ではなかったため、クリーミー豆腐になりました。再度同じ会社の豆腐用にがりがドラッグストアーで手に入り、再挑戦です。

黒豆は天日干しの状態で、乾期の時雨が多くなり、いつ脱穀できるかあてがありません。丁寧な方は透明なビニルシートをかぶせて乾燥を促しています。

シカクマメ

2013.11.27 (水)

ファイル 85-1.jpgファイル 85-2.jpg

アイコン

昨年の片づけで根元に団子ができるんだと気づいていましたが、謎解きはしていませんでした。種を提供したお隣さんから、南の方では根を食べるらしいとの談。根を太らせるために花や実はむしるらしいと。

今年の根塊は直径2〜3cmでした。生育不良が影響しています。ものは試しで食べてみることにしました。

すり下ろして下味を付けフライパンで焼き上げたもの。するときに繊維がすごいとあるじの感想。さて、食べてみると硬めのユリ根にちぎれた繊維がたっぷり。繊維でないところを味わってみましたが、飛びつく美味しさではないです。

醤油味で煮付けてみました。食感は同様です。灰汁はないです。これまた美味しくてたまらないというものではありません。

結論。ネットちまたの評判ほどではなく、まずいとも言えず、美味しいとも言えず。

クズのようにたたいてつぶしてデンプンだけ取り出して食べるという調理も考えられますが、特徴のない味だけに手間をいとわずやってみたくなることもなし。見送りです。

蛹の正体

2013.11.23 (土)

ファイル 82-1.jpgファイル 82-2.jpg

アイコン

秘伝豆を抜いて乾燥させる作業をしていたら土の中から出てきました。何でしょう?と相方のあるじに問われても即答は無理。

長さ4cmほど。奇妙な角というか、管というかこれが特徴です。青木さんのサイトで調べると意外に早く判明しました。エビガラスズメの蛹で間違いありません。サツマイモ、ヒルガオ、マメ類の葉を食べる幼虫で、当てはまります。ヒルガオも畦際にはたくさんあります。

畑を耕しているときには2〜3cm長の蛹に出くわすことはよくあります。これはヨトウムシのもの。

今年はハスモンヨトウに続いて普通のヨトウムシも結構繁殖しました。幼虫は土に潜り込み、根元をかじって苗を倒し穴に引き込みながら食べています。タマネギ、シュンギクの苗が被害にあっています。

殺虫剤は使いませんから、ピンセットで穴をほじりながら幼虫を捕殺です。そして、タマネギは新たに苗を植え直しです。しばらくイタチごっこが続きます。

ページ移動

Calendar

<< 2024/5  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>