記事一覧

初物

2014.04.09 (水)

ファイル 140-1.jpg

アイコン

山椒の芽が吹き出したので、もしやと思い竹やぶに散策です。鼻の利くイノシシは見事に掘り返して初タケノコを平らげていました。いやはや美味しい時期をよく学習しています。

ここ数年、確実に出てくるところにメッシュの網を敷いています。最初は囲っていたのですが、立てかけると際に出たタケノコは恐れず掘って食べてしまうのです。シカやイノシシなどの偶蹄目は固い網やグレーチングなどは苦手だという報告がネット上にあり応用してみました。

この作戦は成功し、周辺に近寄らせない効果もあります。おかげさまで、イノシシと同時に初堀を味わうことができるようになりました。ただ、同じ場所を続けているため、太い根と細い根が錯綜し、時には小さなタケノコに出会うことも多くなります。

地中にあるタケノコはえぐみがなくあく抜きしないでも食べられます。その美味しさをイノシシは知っており、最盛期に伸びすぎたタケノコは決して口にしません。贅沢というか生意気な選択をしています。

鳥獣保護の施策は里山で狩猟をしてきた住民の意見を聞かずに動物愛護の味方をしてきました。無責任なのは保護しておいて、現在の頭数が適正かどうかは把握できていません。頭数予測は困難と言い訳するそうです。

戦後の造林事業も半世紀後に期待を裏切る結果をもたらしました。放置された人工林には下草が生えず、大雨のたびに瓦礫が流出しています。まずい結果は出ているのに思い切った総合的な施策がとられていないのです。縦割り行政が予算も案も無駄にしていると気づいているなら公務員の職責にかけてほしいですね。全体の奉仕者なんですから。

<コメントには「福店」の2文字が含まれないと投稿できません。>

<ブログサイトの特徴:どれでも共通することとして、ブログタイトルには最新ページに更新するリンクが貼られています。ブックマークの取り方によって、いちいち更新しないと最新ページが見られないという場合もあります。ブログタイトルをクリックしてからブックマークをすると上手くいきます。>

鳥取のNさんの田んぼで

2014.04.07 (月)

ファイル 139-1.jpg

アイコン

後ろ姿ですが、雄のキジがぴょこぴょこ歩き回っていました。う〜ん見つかるでしょうか?ちょうどど真ん中当たりです。50m以上先のところですから小さいです。

田んぼに到着してから、選定枝の印をつけたり、カイガラムシの確認をしたりしていると近いところを素通りしていったキジです。しばらくしてからまた引き返してきたようで、やっとカメラを取りに行ったのですが、離れてしまいました。

産卵期草むらに巣を作り抱卵します。飛べない雛も親鳥も結構な早足で走り回る習性があります。大形の鳥はいきなり飛び上がるのが苦手で、少し助走してから飛び立ちます。
天敵のキツネがいなければキジにとっても安心です。民家の周りでは発砲もできませんからなおさらです。

畦草を刈り取るころになると時々卵の入った巣に出くわす人がいます。モスグリーンの殻で、大きさは鶏より一回り小さく、チャボの卵くらいです。

自然繁殖したキジは少なく、あちこちで人工飼育して放鳥しています。キジより美味といわれている山鳥は幻になってきていますから見たことがありません。いずれも私は食べたことがないので聞き伝えの話です。

<コメントには「福店」の2文字が含まれないと投稿できません。>

食べる花、見る花

2014.04.05 (土)

ファイル 137-1.jpgファイル 137-2.jpg

アイコン

とうだちの時期、ミズナを片付けないで残しておくとこうなります。花が開かないつぼみのうちに採取します。和え物や煮物の彩りになります。わずか苦みはありますが、最後までいただいてから抜き取ることにしています。

ブロッコリーも中心部の本体を収穫してもしばらくは片付けないでおいておきます。やがてわき芽が育ちしばらくは収穫できます。味や食感に変わりはなく、一口サイズになりますから便利です。いずれも開花すれば黄色の4枚花びらです。

オオイヌノフグリはすっかり馴染んでしまっていますが、ヨーロッパ起源です。同類でタチイヌノフグリも畑でよく見かけます。こうしてみるときれいな花絨毯に見えます。ところが草取りの相手としてはなかなか厄介物です。細い根が不織布のように広がっており、茎の細切れを作るとそれだけで発根して増えていきます。

すでに草取りの最盛期に入りつつあります。小さいうちに退治すれば労力は減るものの、人力では限界があります。きれいになったと思えば最初のところから新たな発芽。終わりがなかなか見えません。

専業農家の人から教えていただいたアイデア。稲刈り用のノコギリがまのお古で草取りをすると頑固な根を切ることができるのではかどります。ただし地面が堅くなっていると上手くいきません。

コヒガンザクラ

2014.04.03 (木)

ファイル 136-1.jpg

アイコン

小分けの株をいただいて3年目。昨年は一桁の花数でした。今年は1週間前の写真ですが、ご覧の通りです。平年の開花時期が彼岸のころになります。名前の由来であり、コがつくのは一回り小さい花をつけることによります。

サクラは数多くの交配品種が出回っており、ソメイヨシノが最も一般的なサクラになってしまいました。コヒガンザクラもうり二つの品種にトウカイザクラというのがあります。写真だけで見比べても違いはよく分かりません。

今年のサクラはおおむね順調な咲きぶりで、時期も平年並みです。

数年前から我が家の旧宅地を更地にしているため、地区内の花見行事に使っています。サクラを愛でるというより、花が賑やかな時期に懇親を深めようというのが趣旨です。年々平均年齢は上がり、小中学生は勢揃いしても5人という寂しさです。子供が皆無という状態でないのが救いです。

コストの安い田舎、空気のきれいな田舎、新鮮野菜がいっぱいの田舎、職種が少ない田舎、スクールバスで通学する田舎、子守のいる田舎、事件がほとんどない田舎、外で遊べる田舎。

バーチャルな文化に囲まれなくとも豊かな自然は豊かな心をはぐくむ元になると思うのですがね。賛同して実行する若者は少なすぎます。

クリスマスローズ

2014.03.27 (木)

ファイル 133-1.jpg

アイコン

この冬、大片付けをした植え込みに2株植えられました。冬は日差し、夏は木陰となるはずで、長年ジンチョウゲが鎮座していたところです。植木の手入れをサボっていたため、日照不足でジンチョウゲは枯れてしまいました。

植物園に写真を撮りに行っても常にうつむいているため、正面切って花を見ることが少ないです。花びらの裏面に色がついていますから、うつむいている方がいいのかも。

もう一株は一回り小さい株で、花芽はついていなかったようです。多くの花は前年にしっかり生育することで花芽が分化して翌シーズンの開花に備えます。強健で環境に適応しやすい種類は、危機感を感じるような環境にしないと花芽がつかないという性質を持っています。多肉植物はその典型です。

ということで、来年も花を咲かせるためには、秋までにしっかり育てるということになります。特に日当たり加減ですね。

開花

2014.03.25 (火)

ファイル 132-1.jpgファイル 132-2.jpg

アイコン

気温の上がる日が続くと一気に咲きました。近所周りの紅梅、白梅も花盛りです。一雨ごとに春の陽気が入り、畑仕事が増えています。

梅といえば青梅市で発生したプラムポックスウイルス。梅も病気も国内の元祖になっています。防除薬剤がなく、伐採するだけだそうです。西日本まで感染という心配はないですが、感染した苗木が移動することはあるでしょう。

これから話題になる桜にも見た目すぐ分かる病気があります。テングス病、天狗巣病、漢字で書くとわかりやすいですね。これは全国展開の病気で、枝や幹に奇形が発生し、その枝には花芽が極端に少なくなります。防除策は枝を切って焼却するのが一番のようです。

果樹園と化した畑に2本のプルーンを植えています。数年前に台風で太い枝が折れ、そこから腐れや虫が入って瀕死の状態でした。枝を切り詰め、枯れたところを切り取って片付けました。

何となく気づいてきたのが、放任しすぎて一気に手入れするのではなく、毎年少しずつ手入れする方が楽だということです。勢いのある木は押さえ込むようにばっさり切ると反動で強気の徒長枝が必ず出てきます。それを放任すると伸び放題です。

写真の梅は今回かなり切り詰めました。その反動はやがて出るでしょう。直立して上に伸びようとする徒長枝を押さえ込んで、横に伸びる枝を残しています。果樹の樹形づくりの基本ですね。

当たり 1/5000

2014.03.06 (木)

ファイル 128-1.jpg

アイコン

1枚だけあったキャンペーンはがきで応募。負け腰のダメ元の応募ですから運はついて回りません。それだけにまさかという気分で笑ってしまいました。

小学生のころから食べている即席ラーメン、ロングランの種類は結構ありますね。
肝心の賞品説明です。3分タイマー、音声反応で喋ったり踊ったり歌ったりします。前にこけると羽が動いて起き上がる動作をします。違和感を感じるのは合成音声と録音が混在しています。

一通り動かしてみるとこんなものかと遊び心もしぼんでいきます。一時の話題にはなりそうです。

これまでの獲得賞品。霧島酒造の白ラベル一升瓶が2回、クラシック恵比寿6缶。ほんとに数少ない当たりです。

iMAC21.5inch Late2013

2014.03.04 (火)

ファイル 127-1.jpg

アイコン

パワーブックは10年以上使って、1回だけロジックボードの故障で入れ替え修理しただけのお利口さんでした。さすがに大きなデータやブラウザは最新のものが使えず、イライラが募っていました。バックライトも暗くなっていました。

WIN XPも9年目にしてもうすぐ見捨てられます。これにまつわるアプリももったいないということで、MACにのせて使うことにした次第です。

CPU:3.1GHz Intel Corei7
RAM:16GB1.6GHz DDR3
OS X 10.9.2
スーパードライブ外付け
タイムカプセルでバックアップ

パラレルでXPが同居しています。ウィルスバスターはMACでも使えるようになっています。無駄にならなかったわけです。

仮想マシン上のエクセルやワード、一太郎はアプリの起動が瞬時で、ポンと出てきます。保存動作も待つことなくあっという間ですね。
アドビのCS6は無事アカデミック版が購入でき大助かりです。アルバイトが役に立ちました。

hana-ranranは3万近いファイルがあり、サイトを読み込むだけで3分ぐらいかかっていたのが1分以内です。サクサク状態で使えます。
写真の整理も30枚ぐらいを一度に読み込むと3分以上待たされていたのが、サクサク。

スマートフォンよりは高価ですが、扱える情報量は格段に違います。いつでもどこでもという環境は田舎暮らしにはないので、これで十分です。iPadを買えば室内でのデータ共有は可能でしょう。でもそこまでして持ち歩くメリットもありません。

ちなみにDellで近いスペックのオールインワンのデスクトップを見ると横並びに近い価格でした。フラッシュメモリやハードディスクを組み合わせたストレージもありますが、耐久性が不安で避けました。速さ競争するような使い方より、イライラが貯まらない使い方を求めました。

結論。税値上げ前に買ってよかった。

春の香り

2014.03.03 (月)

ファイル 126-1.jpgファイル 126-2.jpg

アイコン

 近くの川岸から野蕗を採集して庭先に植えたのが昨年のこと、ぽかぽかに誘われてフキノトウが顔を出しました。まだ、株が肥大していないので、かわいいサイズです。

早速夕食にフキ味噌となりました。苦みほどよくいい香りでした。ぼちぼちに近隣を散策して採集します。ところが、餌のない時期、シカもたくさんうろついています。フキやフキノトウを食べた痕跡はこれまでありませんから、横取りされないと思います。この時期はササの新芽をかじっています。

牛や山羊の餌として草を刈っていた時代は、フキも繁殖しやすい環境にありました。草刈りができていないところが増え、山にも入らなくなると在来種はどんどん絶滅していきました。子供のころは、ササユリ、センブリ、ゲンノショウコ、ホトトギス、ホタルブクロなど当たり前の存在でしたが、今はなかなか見つかりません。

これで最後のスライドショーとなります。
http://aufuku.ddo.jp/hana-ranran/slide/slide375.html target=“_top”>福岡市植物園3

福岡では新たな種類がたくさん追加できました。これまで1月に動いていたのが2月半ばになると様子が変わっています。同じところに一年間通うと多くの品種をとらえることができます。しかし、そこまで精力的に動く気力は起きませんね。どうしても気ままです。

福岡市植物園

2014.03.01 (土)

ファイル 125-1.jpg

アイコン

動物園と植物園が隣り合わせです。福岡市内はJR沿線しかわからず、ひたすらナビの指図するとおりに進みました。優先順位がよく分からないナビはときとして旧道を本線のようにして案内します。60制限の都市高速は大阪並みでした。

駐車場に入ってから所在確認を頼むと山の上とのこと、駐車場は上にもあるが、すでに入庫してしまった。そうです、200段を上がることにしました。金比羅さんほどではないにしても一荷ありました。

回数は減ったものの、植物園巡りは続いています。今回は三脚なしで、カメラの感度を上げて手持ち撮影を試みました。ざらつきは少なくいけます。

http://aufuku.ddo.jp/hana-ranran/slide/slide373.html target=“_top”>福岡市植物園1

http://aufuku.ddo.jp/hana-ranran/slide/slide374.html target=“_top”>福岡市植物園2

昼食をのがしていたので園内の軽食店に。おっとどっこいというような焼きそばでしたが、食べ過ぎが続いていたのでちょうどよかった。

最後の3は近々にアップします。また見にお越しください。

ページ移動

Calendar

<< 2024/5  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>