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春の香り

2014.03.03 (月)

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 近くの川岸から野蕗を採集して庭先に植えたのが昨年のこと、ぽかぽかに誘われてフキノトウが顔を出しました。まだ、株が肥大していないので、かわいいサイズです。

早速夕食にフキ味噌となりました。苦みほどよくいい香りでした。ぼちぼちに近隣を散策して採集します。ところが、餌のない時期、シカもたくさんうろついています。フキやフキノトウを食べた痕跡はこれまでありませんから、横取りされないと思います。この時期はササの新芽をかじっています。

牛や山羊の餌として草を刈っていた時代は、フキも繁殖しやすい環境にありました。草刈りができていないところが増え、山にも入らなくなると在来種はどんどん絶滅していきました。子供のころは、ササユリ、センブリ、ゲンノショウコ、ホトトギス、ホタルブクロなど当たり前の存在でしたが、今はなかなか見つかりません。

これで最後のスライドショーとなります。
http://aufuku.ddo.jp/hana-ranran/slide/slide375.html target=“_top”>福岡市植物園3

福岡では新たな種類がたくさん追加できました。これまで1月に動いていたのが2月半ばになると様子が変わっています。同じところに一年間通うと多くの品種をとらえることができます。しかし、そこまで精力的に動く気力は起きませんね。どうしても気ままです。