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モチキビ

2014.08.01 (金)

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最初に発芽した部分と蒔き直しでずいぶん差がつきました。今シーズンは梅雨時の雨量が少なめで、しかも高温多湿の南風が入り込んで生育不良です。梅雨明け後は雨量がなく、この台風でやっとお湿りがあるような状態です。

前年は虫の被害が甚大でした。こんな天候ですから、カメムシ類がやや少ないようです。ただし、水分の確保できるゴーヤには全身緑のカメムシが大量にさばっています。

高気圧同士の駆け引きが少ないまま居座られると偏った天候が続き、畑に一雨ほしいのがこちらの願い。田んぼの水がなくて困るところまではいかず、ぎりぎりです。

モチキビや豆は開花後の降水が不可欠ですから、これから不安な状況を避けたいところです。

植物の多くは地面がずっと湿っていなくても、根から気孔までの間に水分を蓄え、水加減によって蒸散を自らコントロールしています。灌水をしていると根の張り方はひ弱になりやすく、常に水があると勘違いして頻繁に蒸散してしまいます。その分耐久力がなくなり、突如灌水が途切れると水切れのダメージが出やすいということになります。

サボテンほどではありませんが、モチキビの水に対する耐久力はなかなかのものです。

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