新見で出会ったお仲間です。退職後、ご主人の生家で飲食店を開きたいと思案され昨年プンゲンスに来られました。開店の連絡をいただき、やっと訪問。岡山県の端から端へと移動すること1時間40分。吹屋ふるさと村に到着です。
ご家族が現住の古民家を改装、保存地区に指定されているので外観は特に制限が厳しいそうです。
看板も控えめに手作りで、格子戸とベンガラ色ののれんとプランターの花が目を引きつけます。
手書きの絵は昔取った杵柄、お手のもんです。どうしてスープカレーになったかは食後にお話を聞いてドラマチックないきさつに唸ってしまいました。岡山中央市場に出店していたところから伝授していただいたそうです。その店も今は閉店。和の出汁と薬膳の香辛料であと口がさっぱりとしたスープ。辛味は選べます。チキンカツが売り切れで、骨付きチキンにしましたが、スプーンだけでほぐして食べられました。
改装したモダンな居間は子どもにも対応。
普段は客席にしていない畳の間も外国人客が来ると「ここで食べさせて」となるそうです。
レトロな町並みと観光資源が控えているところで、スープカレーは生き生きとしています。お客様との出会いを楽しむのは我が家と共通しますね。
店舗情報:高梁市成羽町吹屋721(郵便局に近いところ)。電話は店舗用ではなく家族が使用しているもので、必ずしも店主が出るとは限りませんのでご注意を!。0866-29-2952(吉川=きっかわさん)金曜定休、祝日と重なれば営業
観光シーズンの休日は客足も多く、作戦を練っておられます。遠いですけど、皆さんにおすすめの店です。
更新情報:自農自食コラム〜ご飯の話題です
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