ヘーゼルナッツ ハギ

残っている実を取りに行きました。2、3個ずつ固まって実はつきます。クリと同じで硬い果皮が茶色になると落果です。

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良くも悪くも中身は見えないので落ちた実はすべて拾って持ち帰ります。割ってみるとスカというのもそこそこあり。受粉がうまくいかなかったのでしょう。木が大きくなるにつれて雄花もたくさんつきますから受粉しやすくなります。年々中身の入っている量が増えていますから、これからが楽しみです。

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秋の七草、地味な花が多く侘しさを象徴するような選択です。小さな花が一斉に咲くと目を引くものがあります。見てみて!というような雰囲気です。ヘーゼルナッツを拾いに行く途中の景色でした。

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シカによる食害

隣の家の庭先までは入らず食べていません。

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穂を引き抜いて籾のところだけ食べています。

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メッシュの間に口を突っ込んで引っぱっています。

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全体はべったりと倒れて、そのまま籾が太っています。水が少なかったところはどうしても半分ぐらいしか黒くなりません。地面はひび割れて乾いていますから普通に歩き回れます。

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来週には刈り取って脱穀作業ですが、2人でがんばっても丸2日かかります。年々気合いを入れないと持久力が落ちていますね。休み休みでやります。

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ヒガンバナ

黒米の田んぼを見に行く途中で出会いました。地中の球根は温度の変化だけを頼りに秋分の日を知っているかのような開花です。

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モグラよけになると大陸から持ち込まれたらしいですが効果のほどはあやしいです。土用干しをした田んぼで水がない時を狙ってモグラが数カ所トンネルを作り、再度水溜をしてもなかなか満水にならず大量の水を入れ続けました。トンネルを掘ったであろうところにはヒガンバナの球根がいっぱいあったのです。

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当地では「しびら」とよんで、球根に毒気があることを想像させていました。食べたらしびれるよということらしいです。

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秋分の日

台風一過の夕暮れ、カメラを取りに行った数分で夕焼けが消えていき、この残りかすしか撮れず。3分前はあかね色でした。

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川の水量は少しだけ増え、夜半に吹いた風はゴーヤやシカクマメのネットを倒していきました。収穫の最盛期でゴーヤは食べきれないぐらいなっています。倒れた支柱は2人で起こし、つっかえ棒をくくりつけて応急措置です。1ヶ月後には片付けるところですから間に合わせで十分です。

黒米の田んぼの様子を見に行ったらメッシュにもたれかかった穂をシカがすべて食べ尽くしていました。半分ぐらい穂が熟れていますからぼちぼち野ねずみ、野鳥が群がってきます。食い尽くされる前に刈り取りを手作業で。以前バインダーで挑戦しましたが、倒れた長い草を起こすことはできず、前に進みませんでした。やがて覚悟して稲刈りです。

お彼岸の中日ということでお昼前にお墓に上がったら何とキツネがバンザイをしてくつろいだ格好で寝ていました。死体かと思いつつ近寄ったらこっちを見た瞬間逃げていきました。赤茶けたきれいな毛なみでした。

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ヒカリ新世紀取り入れ

乾燥機には10a分の生籾まで。毎回2回に分けて作業しています。農機具は大きくなればはかどりますが、購入コストも運転コストも跳ね上がっていきます。15年前に各社のコンパクトな機械をネット上で探して揃えました。今となっては製造されていないものもあります。そう、零細な小規模農家はどんどん廃業しているのです。

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倉庫内に居座るネズミの痕跡が気になり、排出した籾はこの有様です。シートをかじってまでは食べられたことがないです。

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2回目の張り込み送風乾燥中の数字です。もっと乾いていると期待したのですが最初と大差なしです。9aの広さですが張り込み停止の寸前まで溜まっています。

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機械に指定されている標準設定温度をかなり下回ったところで乾燥させています。

干木乾燥にこだわってきた農家は刈り取ったイネを11月半ばまで放置してから脱穀作業籾摺りという流れでやっていました。均一な水分量になっているとご飯の炊きあがりの旨さが違うというのです。食べ比べたことがありませんので、信憑性は何とも言えません。

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キュウリ

今回は途切れないように3段階でつなぐことができました。2段階目は新四葉という品種を種から用意しました。水切れになってくると実の上部がほんのり苦くなってきます。半世紀前はこんな品種が多かったです。日照りのキュウリは苦いというのが常識でしたね。

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3段階目は秋取り用の苗を作ったから植えてみませんかとお隣さん。イチかバチかで1段階目の場所に株と株の間に植えて、周りに肥料をすきこんでみるというのです。連作障害でやばいかもと思いながら。真似してみることにしました。

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蔓は順調に立ち上がって実もつき始めました。これならいけそうと期待しています。ただし、一番端のところは接ぎ木苗のミニキュウリを植えていましたから、一番障害が出にくいところです。

第1段階の苗はホームセンターで買ったものですが、たくさんなります。例年になく多量の漬け物を作りました。第2段階からはほどほどの収量でだぶつきは少ないです。使用量にあわせて収穫できるのが一番嬉しいです。

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ハクサイ キャベツ系

ハクサイは3種類。収穫期が微妙にずれるような選び方です。

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ブロッコリーは年内にできあがらないかもしれません。

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キャベツは年内に巻くのではないかと期待しています。

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本葉が4枚ぐらいになるとそれぞれ葉の形に違いが出てくるので品種が特定できます。コールラビの収穫が一番早いでしょう。

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朝夕が涼しくなってきましたからこのまま順調に気温が下がれば害虫の動きもおさえられます。さてどうなるか?

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イチゴ トウモロコシ

イチゴの苗は8月の少雨で半分ぐらい消滅してしまい、足らずを直接掘って植えました。多分生育遅れが出てくるはずです。しばらく水やりを続けて活着を待つことに。

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トウモロコシはほぼ受粉が完了し髭が色づいてきました。敵は多いので早めに囲いました。サルも上からしか手が入れられず、身長低めゆえかなり大胆な動きになるでしょう。カラスは跳び蹴りできません。アナグマはこれまで食べた痕跡が見つかっていません。味を知るとテンも狙うでしょう。

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種蒔きや定植がほとんど終わり、遅い時期のソラマメやスナップエンドウが待機中です。畝はできあがっていますから、草丈10cm前後で越冬できるようなタイミングで種蒔きです。早すぎても遅すぎてもその後の生育によくない結果をもたらします。寒さ加減を見ての賭ですね。

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ヘーゼルナッツ収穫

割ってみるまで出来具合が分からないナッツです。バケツいっぱい拾ってこれだけ実が入っていたのは初めてです。拾う手間、硬い殻を割る手間、渋皮を取る手間、クリ以上になかなかの強者です。市場の値段が高くなるのもやむを得ません。

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渋皮は湯につけて剥くのが一番簡単な方法です。といっても一筋縄ではないんですね。冷めると剥きにくくなるという情報があったのでやがてお試しです。未熟な実や傷んでいる実はうまく剥けません。これだけ量があると出来上がりの期待感が大きくなります。

最終的にはケーキの材料に。私はケーキを口にしないため、食べる楽しみはロースとしたものだけです。

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ホヤ開花

買ったときの固有名は「流れ星」。その後、天の川、彦星の名前もつけられていました。西日が遮られるところで午前中の日当たりは抜群のところに置いています。生育には日光の力が大きいということになります。温室に置いていたころはこんな勢いはありませんでした。

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咲き終わった花は落ちていきますが、そのまま待っているとまたつぼみがニョキニョキと出て開花します。花は長く楽しめます。

寒さに向かってやがて室内に取り込んだら環境の変化にうまく馴染んでくれるかどうかです。一人歩きしない植物は意外と繊細なところがあります。

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サツマイモの蔓返し

すでに掘って食べ始めていますが、太り具合はもう少し待てというところです。蔓の途中から出た根を切って、ひっくり返しています。これをしなくてもイモは入るものの途中で根付いたところに小さいイモが入ってしまいます。葉で作ったデンプンが途中下車してしまい、大元まで運ばれなくなるのです。

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7月の日照が少なかった分、8月で取り返せるはずが水不足で生育が落ちたようです。

サツマイモとは関係がない時の話題。消費税の値上げに絡んでポイント還元という値引きは税の公平感を損なうような施策になっています。そもそもポイントを使って客を引き留める作戦は顧客の金を預かって値引き感をそそる霊感商法なんです。ポイントがたまったので500円還元しますなんて言われても、実のところお預かりした金額が500円になりましたのでお返ししますというのが本当のところでしょう。振り向いてくれない顧客からは預かった金を没収するのですからあくどいといわれても反論できないです。ポイント商戦に参加しない家電量販店のCMを真摯に受け止めたいです。

当店のような個人事業主の消費税免税事業者について調べ直してみると理解できていなかったところがあるんですね。売上高1000万円超というのは消費税抜きの額になります。事業者の消費税は買ったときに払った消費税と売ったときに受け取る消費税があります。最終的に納めるのは相殺後の受け取った消費税ということになります。健全経営であれば当然売ったときの消費税の方が多くなります。免税事業者の場合、消費税を受け取ると実は消費税差し引き分だけ本体価格が高くなっているわけです。そこで消費税を取らないと仕入れの消費税を価格に転嫁してお得感の印象を与えているかもしれません。税と物の値段がしっくりこないものは身の回りに多いです。

— posted by fuku at 08:53 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ニンジン、ミツバ、ゴボウ 種蒔き

ニンジンは黄色が甘くて好評なので多めに蒔いています。ミツバは夏越しに失敗するので毎回この時期に蒔いています。自家採取した種のゴボウは収穫時期の問題ではなくどうも原種に帰ったようで、硬い筋が入りアウト。サラダゴボウという定番品種を蒔きました。

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種蒔き後、不織布で覆い、水やりを続けることで発芽が揃うようになりました。籾殻や燻単、切り藁など試してみましたが不織布が一番確実です。水やりのとき種が流れてしまうという失敗もしてきましたが、この方法だとやり過ぎない限り大丈夫です。

ニンジンやミツバは光を好む状態で発芽する性質があり、覆土を薄くしています。その結果、種が乾きやすいため発芽が揃いにくいのです。ニンジン作りがうまくいけば一人前といわれるのは難しさゆえです。

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トウモロコシ雄花

春植えは根の張り方がしっかりしているので倒れたことはないのに、秋植えは気温が下がっていくため根張りはゆっくりです。雄花が先にのぞいています。追いかけるように雌花の髭が出てきます。

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受粉時に雨に合わなければ粒のそろいはきれいです。せっかくの花粉が流されて受粉がまばらだと情けないトウモロコシになりますね。

トウモロコシに限らず雌雄の花が別になっている植物はウリ科の作物が多いです。筒状になっているカボチャは花も大きく、確実です。ただし、最初の雌花が先にできて雄花がまだ咲いていないような状態だと受粉できないため実になりません。2番目というのが手堅い順位となります。

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古代米 黒米

倒れましたね。毎年のことなので近所の皆さんもなれてしまい話の種にならなくなってしまいました。ゲリラ雷雨でひとたもりもありません。バッサリ。

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開花中の出来事で、穂が重たくないため周辺は立っています。

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落水して水は入りません。天水だけでも育つぐらい丈夫です。これから一ヶ月かけて実が入ります。

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紫色に変わっているところは登熟が始まったサインです。次第に焦げ茶に変わり、脱粒しやすくなります。

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台風さえ来なければこの倒れたまんまでそこそこ収量があります。真ん中あたりは毎度のこと腐れていきます。

草丈は立っているところでちょうど私の身長と同じ160cmぐらいです。とびきり短いヒカリ新世紀は80cm届かずで、低いところは75cmほど。いかに原種のイネはワイルドな姿か!1aで30kgしか収穫できないといっても百姓していない方はピンとこないでしょう。ヒカリ新世紀なら50kgはいきます。苦労しても続けるおもしろさは、他で手に入れることのできない美味しさですね。

— posted by fuku at 10:14 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ヒカリ新世紀

20日頃には刈り取りです。水を落として乾かしています。見かけはよさそうでも紋枯病の菌がかなり這い上がってきています。代掻き時に水が少なかったため掛け流しができていないのでなおさら影響が出ています。

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穂の先から熟れてきて、一番元の緑色が少なくなったころを見計らって作業開始です。緑色の米が多いと精米したときの歩留まりが落ちてしまいます。

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サギの足跡です。カエルを求めて歩き回りますが、稲を倒したりはしないのでお好きなようにです。

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米の出来具合は籾摺りをして袋詰めしたところでやっと収量が確定します。しかし、未熟米や虫害の米が混じると精米したときに何%残るかで等級が決まります。歩留まりを表すのが等級です。

自分で売りさばくと流通業界のルールで無検査米としてしか扱われず、産地も品種も生産年も自主的な表示でお墨付きは与えられません。でもいいんです。生産者が責任を持って保証します。もちろん口先だけの保証しかしない人もいるのは事実です。

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