蕎麦の刈り取りと脱穀

すべての花が終わるのを待っていたら、よく熟れた実が自然落果します。花がちらほら残っているぐらいで刈り取りました。倒れて向きがそろっていません。鎌で刈るわけにはいかず、はさみでチョキチョキです。

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4、5日干すと草や葉がパリパリになります。シートでくるんで踏んづけるとすべてがバラバラになります。ふるいや唐箕を使ってゴミと実を選別すれば収穫完了です。

米の作柄発表で岡山県は102が報道されていました。籾摺りがまだなので我が家の状況はまだつかめていません。蕎麦の実は大粒で、昨年とは比較にならないくらいの上出来でした。秘伝豆もしっかり実がついています。これで味噌の原料も心配ないでしょう。

黒豆はあちこちの畑で草が徒長しています。雨と日照のバランスがよくなかったようです。

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大実キンカン

寒風のあたらない場所に植え替えて2年目、ほぼ根付いて木全体が充実してきたころです。自然落果に任せて間引いていません。直径3cmは超えてきました。寒さが加わって熟れるまでは安心できません。さて、口に入るかどうかというところです。

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ユズとスダチは根の張りがよくなかったので出遅れています。あわせてハダニにやられ、葉の色も黄緑状態です。復活にはもう1年かかりそうです。

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イチゴ ロメインレタスの苗

来シーズンのイチゴも髙畝栽培に挑戦です。外側は蒸れにくく、アリの被害がありません。先日、前の髙畝を片付けていたら根は通路の下まで伸びており、水を求めてしっかり根が張っていました。

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お隣さんから余分を蒔いていたので植えてみませんかと苗をいただきました。別名タケノコレタス。冷涼な環境で結球する日本の従来型のレタスはなかなかうまくいきません。多彩なイタリアレタスは種類がたくさんあり、育てやすいです。種を手に入れてお気に入りを探していきたいと思います。

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アメリカ製の超音波発生器やオオカミの威嚇音発生器を動かしているとクマネズミは来ていないようです。軽トラの荷台に載っているコンバインには侵入していません。倉庫内にいた1年住み着いたネズミも機械の出し入れで退散したのではないかと思われます。乾燥米は保冷庫と厨房に積んでいるので、ネズミには狙われません。

最終的にすべての取り入れが済んで、コンバインを倉庫に入れてみないと何とも言えません。辛抱強く待っていたなら、必ず残った籾を食べにやってきて痕跡を残すはずです。こちらとしては、いないことを願うのみ。

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アイスプランツ

霜をよける軒先で越冬することが分かり、昨年の種をばらまいたらこの通り発芽しました。今年の夏の種はそのままプランターで潰して発芽を期待したのですが、種が入っていたものが少なかったですね。

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今年の苗はポットに移植しています。小さなばらまきで発芽したものはセルトレイに移植しました。日射しが強い日は葉焼けして、苗が消滅することも。

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本葉4、5枚の苗になるまでに40日ぐらいかかります。葉が育つとプランターへ移植する予定です。プランターの土は毎年交換しないと生育に影響が出ることが分かりました。頑丈そうで、けっこう繊細な植物です。

ヒカリ新世紀の乾燥が終了し、来週ぐらいに籾摺りをして玄米にします。黒米はまだ熟れていませんので、待機中です。例年なら体育の日ぐらいが目安です。

稲、籾、米、玄米、白米、飯、粥と呼び名が変わる食品は外に思いつきません。さて、それぞれどんな状態のものか説明できるでしょうか?

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冬野菜 オンパレード

イタリアのレタス系とジャガイモたちです。春に植えたときと同様、エンダイブとラディッキョはかなりゆっくりとした動きで、なかなか本葉の枚数が増えません。

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ハクサイやダイコンを筆頭にアブラナ系の野菜たちです。ハクサイが勢いづいています。

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暑さ寒さも彼岸までと言われてきましたが、日中は暑いです。ダイコンハムシやコナガの幼虫は元気です。ネットをしていても隙間から潜りこんで、ぬくぬくと居座りますから、今の時期ネットを剥がしています。

夏野菜で生き残っているのはパプリカとナス、シカクマメぐらいです。入れ替わり一番のりはインゲンの仲間たちの若鞘が美味しくなってきました。

自農自食コラム更新しました。Link

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イチジクが熟れ始め ビナンカズラの実

熟れ具合を見にというか、実をつつきに野鳥がきています。毎朝食べごろを収穫しています。

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一昨日のメニューではおまけで食べていただきました。イチジクは好き嫌いが真っ二つですね。

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鉢植えでいただいた株を地植えにして2年目です。まだ指先ほどの大きさです。やがて3cmほどの真っ赤な房になります。実は漢方薬の原料のようです。

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別名サネカズラ、樹液がジェルになり、武士が髷結いのための整髪料にしたという話があちこちに転んでいました。

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タナバタマメ ナタマメ

蔓の先端はネットの上まで到達。

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花が咲き始めました。

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若鞘の収穫期間は短く、大半は豆にして煮豆の材料になります。豆の形は違いますが、マンズナルインゲンと似たところがあります。

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種採り用に残している30cm超のナタマメです。ナタ=鉈は木を切る鎌のことです。実物を見たことのない方は多いのではないかと予想します。この鞘をちぎって頭を叩くと確実にたんこぶができるでしょうね。けっこうな硬さがあります。

台風通過の後に前線が居座って秋の長雨になった昨年の悪夢が蘇ります。自宅のそばの米は順調に作業ができてただいま乾燥中です。ところが離れたところにある田んぼはかろうじて長靴で歩けるぐらいで、人間が乗っているコンバインの自重をゴムクローラは支えきれない状態です。刈り遅れになりませんようにと願う次第です。お天気は百姓にとって敵にも味方にもなる厄介な自然現象ですね。

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ソバの花満開 山に帰っていなかったモリアオガエル

満開の中、ミツバチもせっせと通っています。

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頂上の花が咲くころに取り入れとなります。熟れた実は落ちやすいので先延ばしすると収量も落ちてしまいます。

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種蒔きの量もちょうどよかったみたいで、今年はちゃんと立っています。昨年は間引きが追いつかず、一雨で総倒れになってしまいました。

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プランターのたもとに休憩中のモリアオガエル。オタマジャクシからカエルになると普通は樹上生活するために山に帰ります。池の周りには庭木が茂っていますから、餌も豊富で居心地がよかったのでしょう。今朝見たらいなくなっていました。

今まで気付いていなかっただけなのでしょうが、名前の分からない野鳥や巣立ったばかりの子連れが畑で虫をついばんで害虫退治に一役買っています。ときには、空中で飛んでいる虫を捕獲する場面にも出くわします。野鳥の都合と農家の都合は全く違うところにありますが、様々な動物との共存は生命の循環に有用であると予想します。

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定植後 キャベツ系 ハクサイ

微妙に葉の形が違うので見分けられます。細面の葉はコールラビ、和名は蕪甘藍です。

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微妙な丸さで、コールラビほど細くない葉のブロッコリーです。

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丸葉のキャベツです。

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ハクサイは肥料を控えていたことが結球の出遅れや虫の勢いに負けていたのではないかと推論しているところです。付加価値が高そうな無農薬という響きはどこまで信用できるのか謎が多いです。

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他の要件として気温のなだらかな低下が害虫の活動を抑制します。物理的にネットを施すのも時期を誤ると害虫を保護することにもなりかねません。ネットに囲われて中でぬくぬくとダイコンハムシが繁殖に励んでいる姿を見てきました。そうなんです。冷えてきたらネットを剥がさないといけません。15℃が昆虫の活動できる境界温度になるようです。さすがにスズメバチもこの温度では飛び立てないのです。

余談です。8月のお盆の期間、我が家の出演した「人生の楽園」が瀬戸内海放送だけで再放映されたり、ケーブルテレビで上映されたりしました。著作権はテレビ朝日が持っていますが、肖像権はこちらにあります。テレビ朝日はBSの再放送まで連絡が入りました。今回の出演者への連絡なしで再放映されると問い合わせが増え、ありがたいような、対応に苦慮するような事態を迎えました。放送メディア、マスメディアとは持ちつ持たれつの関係を維持したいというのが私の考え方です。関係者には丁寧な対応を望むところです。放送してやった、掲載してやったという奢りだけはいただけませんね。

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冬野菜準備

春植えで味に確信を得て、数を控えめにしながら種を蒔きました。ラディッキョとエンダイブはポット苗では成長が遅く、早めに定植して根の張り具合を促しています。ラディッキョの甘みと苦味は生食で味わうことができます。外にはない魅力ですね。

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ハクサイは肥料不足がうまくいかない原因ではないかと睨んで、指定量で油粕とケイ酸加里を調整してすきこみました。油粕は3週間ぐらい効力が保ちますから、追肥が1か月後、葉がかなり大きく、数もそろうころです。

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1週間で本葉3枚が出そろい、今日定植しました。ヨトウムシの小さな幼虫はニンジンの苗を食い尽くし二回目を蒔くような事態です。日中の気温は平年並み、朝夕の冷え込みはやっと普通の寒暖差になりました。

サルはブドウ畑に出没し、子ジカは見境なく柵を跳び越えて侵入し、白昼アナグマがうろつく昨今です。昨秋侵入した親方ネズミはついに1年ひもじい思いをしながら倉庫の中で生き延びています。生命力に驚かされるのと高い学習能力に邪魔されて捕獲できません。超音波をずっと鳴らしていますので、隙間を見て逃げることを期待しています。籾の乾燥が始まると餌の補給だけはできないように作戦を練る段取りです。

— posted by fuku at 07:59 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ヒカリ新世紀

遠目にはよく熟れて見えます。穂の根元には緑の実が1割ぐらいついています。

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移動性高気圧がやってくる時を見計らって20日より早くコンバインが動かせそうです。

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乾燥機が最小サイズのため、一度にすべてが張れません。7aの田んぼを先に刈って、乾燥をすませ、排出させてから次の刈り取りが一番労力が少ない手順です。昨年は雨続きで逆順になり、ネズミも入り込んで大変なことになりました。

600kgあまりの玄米はあちこちで需用があり、販売も好調でした。在庫が30kgほどですから、今年度産が玄米になるまでぎりぎりというか、ドンピシャになりそうです。

自農自食コラム更新しました。今回の話題は「肥料と食味Link 」です。

— posted by fuku at 08:56 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

トウモロコシ 秘伝豆

雄花が開花して、雌花も出始めています。追肥が出遅れたため、ちょっと足踏み状態です。

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コンニャクは少しずつ草が枯れたものがあります。右側の畝は2回目の金時豆です。

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秘伝豆のさやは少し膨らんできて、順調です。

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豆類は9月中の日照と降雨のバランスがほどよく取れると上出来になります。味噌の原料だけは確保したいので、神頼みですね。

今シーズン最も不調なのがトウガンです。草とカボチャやユウガオの蔓に圧倒されたのか、やっとこさ雌花が咲き始めたような状態です。お隣さんに聞いてもやはりよくないようで、原因不明です。

— posted by fuku at 09:55 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

黒米

出穂間もなく穂は軽かったのにゲリラ豪雨に叩かれて真ん中は倒れてしまいました。水抜きをして生き残りを増やそうという作戦です。

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倒れていない周辺も穂の重みが増すとともに倒れ込んで、最終的にみな倒れます。草丈は150cmを超えています。

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9月の降水量次第では株を起こす作業が必要になります。昨年は9月中旬以降、雨だらけでしたので5,6株ずつ束ねていきました。

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開花時は緑色の籾も熟れ始めると紫黒になります。熟れると焦げ茶色に変わります。

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姫路方面から来られたお客さんが、全く同じ古代米を休耕田で作っているのを手伝っているという話を聞くことができました。以前、ネット上での検索が素朴な動きをしていたころは「種おわけします」というテキストで依頼がよく来ていました。赤穂市の方に種籾をおわけし、お礼に塩屋の美味しいミカンを送ってくださったことがありました。かなりの数、あちこちに送りましたが、まだ続けて作っていますという話は途絶えています。

余談ですが、現在の検索エンジンのロボットクローラはテキストキーワードにリンクの数とアクセス解析を重ねて順位をつけていますので、私にとって有用な中身のテキストはヒットしなくなりました。検索が商いに特化して、面白味が減りました。

— posted by fuku at 07:46 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

雷雨

8月後半の雷雨ははずれなしの大当たりが多かったです。

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感度を最大にして高速シャッターです。

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ミルククラウンならぬ、雨だれでも大粒が降るとそれらしく見えます。

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蒸し暑い日が続いて積乱雲の原料が多く、コースも偏らず畑にとってはいい雨でした。太平洋高気圧は例年の定位置にいませんから、9月も妙な巡り合わせの天気になりそうです。稲刈りが順調にできることを祈るだけです。

— posted by fuku at 08:53 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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