まず、モンシロドクガはピラカンサやバラに毎年現れています。毒針の被害にあった経験から捕殺は慎重にやっています。木の種類を選ぶだけでなく、場所の記憶も受け継がれているのではないかと予想されます。渡り鳥のツバメがが生まれた古巣のあった場所に戻るのも記憶の継承でしょうね。
次が、繰り返し検索してみましたが、そっくりさんはいませんでした。たぶん、シロヘリキリガではないかと思います。相変わらず結実しないジューンベリーにさばっていました。今年はほかにも3種類やってきました。サクラケンモンにも近い模様なのですが、微妙に背中のラインが異なります。
最後、オオシマカラスヨトウは4cm前後になったところで見つけることができました。サクランボ、ブルーベリー、バラ、ピラカンサ、ジューンベリーと手当たり次第です。小さいときに見つからないのは黄緑の体色と葉の色がうまく重なって見分けられないからです。
これから先特定の野菜を食草とする甲虫類がやっかいです。テントウムシダマシはナス、ジャガイモ、トマト、ピーマンの葉を主に食べます。ウリバエは名前の通りウリ科の葉を食べます。強い味方の天敵がいれば助かりますが、そう都合よくはいきません。
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