毛虫3体

まず、モンシロドクガはピラカンサやバラに毎年現れています。毒針の被害にあった経験から捕殺は慎重にやっています。木の種類を選ぶだけでなく、場所の記憶も受け継がれているのではないかと予想されます。渡り鳥のツバメがが生まれた古巣のあった場所に戻るのも記憶の継承でしょうね。

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次が、繰り返し検索してみましたが、そっくりさんはいませんでした。たぶん、シロヘリキリガではないかと思います。相変わらず結実しないジューンベリーにさばっていました。今年はほかにも3種類やってきました。サクラケンモンにも近い模様なのですが、微妙に背中のラインが異なります。

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最後、オオシマカラスヨトウは4cm前後になったところで見つけることができました。サクランボ、ブルーベリー、バラ、ピラカンサ、ジューンベリーと手当たり次第です。小さいときに見つからないのは黄緑の体色と葉の色がうまく重なって見分けられないからです。

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これから先特定の野菜を食草とする甲虫類がやっかいです。テントウムシダマシはナス、ジャガイモ、トマト、ピーマンの葉を主に食べます。ウリバエは名前の通りウリ科の葉を食べます。強い味方の天敵がいれば助かりますが、そう都合よくはいきません。

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張り込み

虫の捕殺の合間に出会っています。餌を求めて歩き回るのではなく、ひたすら目の前に現れる餌を待っています。全部平らげてくれると捕殺の手間が省けるのですが、そうはいきません。

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今年は数が多く、新参者も増えています。食樹に固執しないイモムシ、ケムシは手当たり次第ですから、日々偵察が欠かせません。日中のアマガエルも心得たものです。

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これから光に集まる虫が増えるとアマガエルとコウモリが活躍します。窓にへばりついて射程距離内の虫の接近を待ち構えています。一夜明けて窓の下には糞の置き土産。

一見のどかに見える風景も生存競争のまっただ中にいるわけです。木の上は安全のようで、アオダイショウは上ってきます。彼らにとってはアマガエルも食料になってしまいます。

田植えがすむころには何種類かのカエルの合唱が始まります。今年はモリアオガエルが来るだろうかと気にはしております。 

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金時豆

今年も遅霜に2回ほどあい、蒔き直しをして補いました。草取りをかねて管理機で培土作業をしました。

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春蒔きで毎回困るのは鞘が熟した頃に雨が続くと鞘の中で発芽することです。秋より歩留まりはよくないのですが、2回収穫できる面白さです。三度豆という煮豆の品種が昔から栽培されていましたが、種が途絶えています。

煮豆にすると2時間ほどで出来上がりますから、手軽さを味わっています。少しだけ煮崩れるものが出ますが、柔らかさは抜群です。

7月に収穫すると秋蒔きはお盆過ぎ。ここ数年梅雨明けや雨の量は不安定故、余裕のある量が確保できていません。植え付け量を増やすと食べる量が減り、不作になると種がぎりぎり。難しいところです。

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夏野菜

夏野菜といいながら、ピーマンやナスは炎天下をくぐり抜け、追肥で元気を与えると秋まで収穫が続きます。梅雨明け後は水やりが日課になってしまいます。

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トウモロコシは毎年、早生の苗を買っているのですが、天候次第で受粉がなかなか上手くいきません。粒が見事に整列することなく、偏ったり歯抜けになったりします。

昨年からキュウリは続けて食べられるように苗を作っています。苗は簡単に作れますが、夏場はウリバエとハダニの集中攻撃があり、長持ちしません。

ナス、トマト、キュウリは水加減が難しい作物です。水が不足するとナスは固くなり、キュウリは鍵のように曲がっていきます。トマトは水が多すぎると皮がはじけて裂果となります。

無加温のハウス栽培は水のコントロールがしやすい代わりに受粉のための虫が必要になります。見てくれも味もよいものを作るには制御する条件が多々あります。野菜作りの奥の深さは半端ではないです。

5日ぶりの恵みの雨、わざとに水やりをしないで渇水に耐えさせていました。だらだら水やりを続けるのではなく、我慢させてしっかり根を張らせる作戦です。

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コールラビその後

ネット越しですが、カブのようにふっくらとしてきました。収穫の目安は直径7〜10cmに肥大したころという説明書きがありました。もう一雨来ると初収穫となります。

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茎がカブのように膨らむという説明が成り立つのは葉柄が周囲についていることによります。根や胚軸には葉柄がつきません。胚軸には根がつきません。定義通りに解釈すれば肥大した茎を食べることになります。

近い食材として、ブロッコリーの花茎と似ていますが、通常の茎と花茎の違いはあります。皮をむいて煮物、生食、和え物、漬け物とキャベツなみの調理法が適用できます。癖のない味わいですから万人向きで、話の種になると思います。

2月末に種植え、加温温室で苗を作り、4月初めに定植、5月下旬収穫という段取りです。後半は8月に種蒔きをして年内に収穫という流れを予定しています。

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ズッキーニその後

雄花、雌花ともに順調に開花しています。先走った雌花は受粉せずしおれていきます。やがてサイクルができあがって、雄花が咲くと追いかけるように雌花が咲いていきます。 今年は一挙に10株にしましたから、この調子でいけば途切れなく食卓に上るでしょう。

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問題点は寸詰まりの茎をどう支えるかです。竹を打ち込んで、ヒモで吊り下げる段取りですが、徐々に葉が大きくなりかなりの重さになります。昨年は自らの重さに耐えられず、茎がひび割れ、腐れが入って消滅しました。種を取るための取り残しが一役買っているのは仕方ありません。

カボチャ同士交配しやすいとの情報があり、どうなるか心配でしたが、どうやら自家受粉の状態で受け継がれたようです。何分すぐ隣にクリカボチャを植えていました

— posted by fuku at 08:38 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

キアゲハの食樹

ミカン科の柑橘系の葉を食樹とするアゲハ類は新芽が吹くのを待ち構えて寄ってきます。マクロレンズではないため、あまり近寄っていません。それぞれ産み付けられた卵を見つけられるでしょうか?

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幼虫になっても早い段階で捕殺すれば被害は食い止められます。木が大きくなって、気づかないときは糞がばらまかれることでやっと気づきます。

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昆虫の食草、食樹は植物から発するホルモン、近寄るとそれぞれの臭いを嗅ぎ分けられる成分です。キャベツの臭い、ミカンの葉の臭い、かすかな植物ホルモンを嗅ぎ分ける遺伝子が組み込まれて、種の保存のために特定の植物を餌としています。

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人間は雑食の頂点にいますから、適応能力を高めた結果でしょうね。肉食、草食と人間が勝手にふるい分けているだけで、実は雑食になっているのが食物連鎖です。葉っぱを食べた毛虫や芋虫は消化済みの植物が詰まっています。肉食とは言えないわけです。

ネットで囲って栽培する人が増え、モンシロチョウも右往左往しながら食草の範囲を広げて産卵していることがあります。柔軟性があると判断するか、棲み分けが乱れていると判断するか、即答できない問題ですね。

— posted by fuku at 08:39 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

わさび漬け

今年も葉わさびを買いに関金に行ってきました。わさびの家のお姉さんに再度作り方を確認して挑戦です。念のため道の駅でも二束仕入れました。これらはわさび田で根わさびを収穫するとき生育が十分でないものを出荷したり、植え継いだりするのに使っています。無駄なく利用されています。もちろん根わさびについていた葉わさびもわさび漬けに回されます。

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作り方

①傷んだところをとって、きれいに洗った後、2〜3cmにきざむ。

②葉わさびの重さの5%の塩で軽く混ぜ、重しをのせて一晩おく。→写真の通り

③翌日、アクが出てくるまでしっかり揉み、絞ってざるに入れる。

④75℃の湯に30秒ぐらいつけてしんなり、熱湯消毒も兼ねる。

⑤水切りしながら、軽くもみほぐしてから絞り、瓶詰め。

⑥我が家は醤油だけをヒタヒタに入れ、冷蔵。翌日には食べられます。

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好みで醤油、みりん、日本酒などを好みに合わせて、一煮立ちさせ、冷ましてから使う。

今回は大成功で、辛みバッチリでした。意外な取り合わせとして、刺身でわさび漬けをくるんで食べるととってもうまい!ご飯の友にしてもうまい!

— posted by fuku at 08:41 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

鳥取地どりピヨ&香取開拓牧場のむヨーグルト    米子市車尾

鳥取地鶏=大山地鶏、鹿野地鶏を「鳥取地どりピヨ」のブランドで流通。鳥取県内では鹿野地鶏が販売されているだけで、大山地鶏は県外へ出荷されているようです。大山地鶏は大阪の通販「とりゆう」で手に入るような状況です。

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繰り返し買っている香取村のむヨーグルトも併せて買えると予想して、車尾店(くずも)に立ち寄りました。単価がブロイラーに比べて高いですから、在庫は多くありません。でも手に入ってよかったです。のむヨーグルトも予想通り、地元産ということで大手とは別扱いですね。

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地鶏は肉の味がしっかりしているので、塩コショーだけ、醤油だれにつけ込むだけにして焼くと味がよく分かります。胸肉はブロイラーのようにパサパサではなく、しっとりした感じになります。

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鳥取市内では大丸ミートだけで扱っています。今度出かけたときには偵察ですね。すぐ隣になる鹿野町では在庫確認しないと手に入らず、地産地消にはなりにくい商品です。逆にヨーグルトは加工コストが低い分、近場で消費すると利益率が上がるようです。

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店舗情報:スーパーマルイ 両三柳店:米子市両三柳58-2:0859-37-2812

スーパーマルイ ホープタウンマルイ店:米子市米原2丁目1-1:0859-34-3200

スーパーマルイ 車尾店:米子市車尾3丁目6-1:0859-37-3558

大丸ミート(鳥取大丸B1):鳥取市今町2-151:0857-25-2180

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お魚センターみくりや    大山町御来屋

琴浦で昼食をとったので、今回「地魚料理 恵比須」はスルーです。ここも新鮮素材の定食が売りです。水揚げ港の側というのが、新鮮さを売りにしても説得力があります。1階の直売所から2階へ魚が上がっているのではと想像したくなります。

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店舗情報:鳥取県西伯郡大山町御来屋(御来屋漁港前)

1F・鮮魚直売所 0859-54-5511

2F・地魚料理 恵比須 0859-54-5522

1階の直売所で魚を仕入れるために寄りました。クロメバルは煮付け用に、20cm超のいい形でした。サゴシとサバは酢ジメ用に。変わった魚種としてはミミイカ。卵ぐらいの大きさで成魚です。子持ちで煮付けにいいということで一盛り買いました。

その日の揚がり具合で魚種は豊富にというわけにはいきませんが、浜相場に近い値段が魅力です。仲買が入ると値段は倍になり、運べばさらに高くなります。単純に値段を負うと、浜相場1000円の魚は店頭に並ぶと3000円。売れ残りそうで50%offにしてももうけはある仕組みです。生鮮食品は売れ残りという高廃棄率が避けられませんから無駄が多くなります。急速冷凍しても氷温解凍ができなければ鮮度は保証できないのが現実です。

干物、酢ジメなど保存食を作ると有効利用が家庭でできます。自己責任の賞味期限で逞しくなるはずです。直売所で3枚に下ろしてもらうことが可能ですが、いざというときには自力で調理できるのがベストです。

— posted by fuku at 08:47 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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