自生していたフキの株を庭先に移植して栽培するようになってからフキノトウは確実に食べられるようになりました。地が痩せているので大きいものは出てきませんが、味に変わりはありません。
苦味を抑えられるのは天ぷらが一番です。苦味をしっかり味わうならフキ味噌がいいですね。朝の味噌汁に2つほど浮かべても香りが楽しめます。
新見の千屋に行っていたころはゴルフボール大がごろごろ、フキの葉柄も小指サイズの太さでした。黒ボクの土は肥料を抱え込んでいたようです。小学校の周りにたくさん生えていましたから手軽に摘めました。
家畜のための採草がなくなり、今は草刈りが追いつかなくなって消滅し始めました。追い打ちをかけたのはシカとイノシシです。イノシシはフキを食べるのではなくミミズやサワガニを狙って掘り返してダメにします。最後の手段が畑での栽培という現状です。
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