葉を取って干木にかけたものの膨らんだ鞘は少ないです。黒豆に至っては大半の株が未熟な鞘ばかりです。同じ圃場で10年目、年々収量は落ち込んでここのところ最悪になりました。連作障害対策を目的とした控えめな牛糞堆肥ではあまり効果がなかったということになります。10aあたり2tを標準量にしていますから圧倒的に足りません。センチュウと定番の病気もありますから、外の作物に転換して、一時的に場所変えを検討中です。
調べを広げていくとセンチュウが蔓延すると根粒菌のはたらきが落ち、肥料としての窒素を控えているので不足してしまうようです。地力が落ち込んでいくという悪循環です。堆肥不足で水はけが悪くなるとこれまた病気発生を促すということです。
黒豆産地の営農状況や研究成果物を読んでいると大量の堆肥が連作を可能にしたり亜リン酸が効果的だったりすることが分かりました。亜リン酸はけっこう高価な肥料ですが、施肥量は少ないですからビックリするほどではありません。次に向けあれこれ手配して収量確保をめざします。
自農自食コラム更新しました。今回のテーマは「日本の箸と食文化」
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