アボシメロン

2年間、蔓の仕立て方を試してきましたが、伝統的な地ばえに敷き藁が最も無難な方法だという結論です。ぼちぼち表皮の色が緑色から白っぽい薄緑に変わってきました。熟してきだすと表皮には薄い黄色の模様が入ったり、肩のところがひび割れてきたりします。食べ時が非常に分かりやすいです。

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ウリバエは結構飛んでいますが、葉はよく生き残っています。一足先に隣の畑から試食品をいただきました。糖度は9%ぐらいです。日射しが出てもう少し完熟すると種の周りはかなり甘くなります。

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コンポストの中に入っていた種からあちこちで芽が出て、順調に育っています。手をかけなくとも蔓に任せて放置していますが、勢いはいいです。過保護はダメというのももう1つの結論です。お隣のSさんとこんな話をして、お互いに納得しています。

長年ご当地野菜として種が引き継がれているということは、美味しいとか、作りやすいとか、病気に強いとかそれなりの複合的なよさを備えていることが大きな理由になるでしょう。単に美味しいだけでは魅力十分とは言えません。実生か接ぎ木苗かで美味しさと連作障害のリスクを背負いながらスイカ栽培をしている鳥取の農園の取り組みが以前放映されていました。50aの田んぼを使い回すことで連作の方は解決していました。比較して食べないと味の違いを知ることはありません。市場の流れで本来の味を失い、作りやすい品種の味に慣らされている作物も結構あるのではないかと疑いを持っています。

— posted by fuku at 08:28 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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