シイタケといえば春秋が旬と思われる方が多いでしょう。ところが、この時期でもぽつりぽつりと時間をかけて大きくなっています。ほどよい湿り気と15℃前後もあれば細胞分裂は進んでいます。暖冬だからというのではなく、寒中の寒暖の差は四半世紀前と比べて確実に変化しています。
地球温暖化はいろいろな場面で引き合いに出され、すっかり市民権を得てしまったような言葉です。しかし、科学的な根拠という点では諸説あり、炭酸ガス濃度を主犯とするのに反論する声が小さすぎるという現実があります。30年前の暮らし向きと比べ、熱交換のエネルギー消費は大きく変わったことは間違いないでしょう。併せて自然環境の変化もあるでしょう。太陽の活動もかなり落ち込んでいて尋常ではありません。
今シーズンは雨が多く、雨後のシイタケを収穫しに山に行く回数も増えています。暑さに弱い栽培キノコは鍋の季節にぴったりです。自家消費だけを目指して続けてきましたが、毎年ほだ木を用意する元気が失せて、隔年になってしまいました。今年は休みです。
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