黒千石と秘伝豆

9月の残暑と降雨の少なさが影響して豆類は不作となりました。

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小さな黒豆、黒千石は見た目よくできていたように見えていただけで、脱穀してみると不良粒はたくさんありました。昨年初めての時は10数本の株でしたが、不良粒は一握りもありませんでした。

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秘伝豆は例年の半分しかなく、量だけは例年並みです。つまり、不良粒が半分もあるということになります。鞘が未熟なまま枯れていき、そこそこの雨が大豆紫斑病を加速させました。選別後の使えそうな粒の半分以上が感染しています。食するに当たっては問題点は浮上していませんので、普通に味噌の原料にしています。商品としては見た目が問題で流通していません。

秘伝豆の味噌は、収量不安定のため、原料豆を持ち越しながら何とか13kg前後の味噌を仕込んでいます。

小さな黒豆は、ネット上では焙煎して黒豆茶として流通しています。夏に豆腐を作ったのですが、にがりが豆腐用ではなかったため、クリーミー豆腐になりました。再度同じ会社の豆腐用にがりがドラッグストアーで手に入り、再挑戦です。

黒豆は天日干しの状態で、乾期の時雨が多くなり、いつ脱穀できるかあてがありません。丁寧な方は透明なビニルシートをかぶせて乾燥を促しています。

— posted by fuku at 08:29 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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