ナタマメ 知っ得

種蒔きの時期になると忘れてしまうことがいくつか。蒔き時は大事ですよとさんざん失敗を繰り返しているのに、待ちきれず早蒔きすることが多くなっています。

亜熱帯系のゴーヤ、ナタマメ、シカクマメは連休明けぐらいで適温になります。岡山では4月中に発芽させようと思うと気温が不安定ですから、ポットで囲いの中ならうまくいくはずですね。

ナタマメはソラマメ同様、種が大きいので地面に埋めてしまうと向きによっては起きあがれず、腐れることがあります。黒豆や金時豆でも播種後に雨となり、発芽がそろうと問題ないのですが、深植や向きがよくなかった場合子葉部分が起きあがれないことがあります。雨後の晴天で表面の土が硬くなるのです。

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ナタマメは土に半分埋めると失敗がありません。土が硬くなりにくい場合は黒いへその部分を下にして植えます。硬くなる土では縦向きに根の出る方を下にして半分ほど埋めます。ただし、逆さになると根は空中を踊り失敗します。

写真の上部は指でつまんだようにへちゃげています。ここは表皮が破れないところです。つるんとしている方の黒いへその端から根が出ます。表皮が裂けて子葉はここから脱げていきます。

小さな種でも土がかかっていないと根が空中を舞いうまく発芽しないことはあります。種の大きさに応じて覆土の厚さがものをいうことになります。

種を乾かさないのが基本ですね。ただし、日光の明るさを発芽条件にしているニンジンやミツバなどは覆土無しの転圧だけで十分です。

— posted by fuku at 01:42 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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