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ロードナイト

ばら輝石。研磨機で荒削り後、中断していました。

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小物の研磨方法を習得し試してみました。割り箸に原石を接着。松ヤニに似せた人工の接着剤で、加熱して溶かしたものですが、強度はあまりなく、力を入れすぎたり落下させたりすると簡単にはがれます。

#400のディスク研磨で8の字を描きながら形を整えていきます。円形のものはひたすら全方向にやっていくと整形できます。楕円形のものは対称にしなければなりませんから、目見当で追い込みながら根比べです。

以前のイヤリング部品は、指の調子がいまいちよくないので、間延びしています。石研磨と平行して、パフをエアーツールにつけたりランダムサンダーにつけたりして試しています。仕上げは根気のいる作業でなかなかはかどっていません。

— posted by fuku at 02:02 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

製作途上

イヤリングかピアスか…。とりあえずぼちぼちに本体だけを作ってみることにしました。金具は選択できるように用意すればニーズには対応できそうです。

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切り抜きを終え、ちまちま研磨しながら形を整えていきます。本体の整形が仕上がったら、宝石のはめ込みです。頭の中にできあがりイメージを作ってひたすらゴールをめざすところです。

店頭に並ぶまでにはしばらくかかります。田植えをすませるまでは集中作業になりませんね。

— posted by fuku at 05:27 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

先を見越して

板材は1日にしてならず。丸太4本をチェーンソーで挽き割りしました。切り倒すときと違って結構力がいります。まっすぐ、無駄なくと思いつつもそうはいきません。繊維に平行に切るのは鋸刃の方が優れていますが、製材の道具立ては大仕掛けです。

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燃料を4回補給し、切りくずはかなりの量になりました。半生なので、燃えるだろうと山にして火を付けました。翌日夕方になっても片づかず。寝ている間にやっと燃え尽きたようです。

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ハイノキの灰は意外と少なく、媒染に使うにはかなりの木が必要だったのではと察します。

柿の木なみの材質ではないかと予想しています。

— posted by fuku at 06:15 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

新作

小さな切り抜きは粘りのある材にしないと欠けやすくなります。アラカシが一番適していますが、面白みがいまいちです。薄板にしたクワを使ってみました。衝撃にはやや弱いものの固さで何とか持つのではないかと思います。

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山で切ったときは大きな虫食いがあり、使える部分が少ないので、小物しか作れません。心材と新しい周辺の材と色が対照的に違い、工夫が出来ます。しかし、細い部分は平行の目にしないと欠けやすく、木取りに制限があります。

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面取りをしたり、研磨したりちまちまとした作業です。宝石や金具の接着は耐久性を考えて硬化まで12時間以上かかるものを使っています。両面付ける目玉の場合2日がかりです。

手間がかかり、パーツのコストもあり、高すぎると思えるような価格設定もぎりぎりの線で見直してみます。大量生産品なみにすると薄利多売になり、売れなければ部品代もまかなえず。痛し痒しの難しいところです。

— posted by fuku at 07:50 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

研磨作業

怪我をしたときのカキ材は思案の果てベルトサンダーでトレイにしました。小鉢のようにしようと思うとなかなか手間取ります。2次元の曲面ならこんな仕上がりです。見る角度で年輪が浮き出てきます。模様の方が勝っていますから、分かりにくいですね。

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もう一つはアラカシの輪切りを研磨してコースターにしました。あまりの固さに1枚だけで飽きてきます。強引に押さえると機械がだめになります。買った当初、おもしろがって負荷をかけすぎたのが原因で、駆動ベルトが壊してしまいました。

仕上げは#240。これでかなりテカテカになります。焦げ付くことがなかったのが幸いでした。

— posted by fuku at 07:53 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

材木の変身

1ヶ月前、しばらくとぎれていた材木の提供をしました。組木デザインを元に糸鋸で切り出しをしているHさん宛。

いずれも今年の干支を選んで、作品をお返しにいただきました。

一つ目はバクチノキ。木目が気にならない材で固さもそこそこ。扱いやすいです。

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二つ目はカキ。年輪は見分けにくく、渋の模様がおもしろい材です。サクサク柔らかいので、短時間で切り出せます。

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三つ目はウワミズザクラ。心材と育ち盛りの部分が対照的な色で、デザインにはめ込むには苦労したとのこと。三つどもえで色合いの組み合わせもなかなかおしゃれです。

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年季が入っているだけに楽しみに出来る交流が続いています。

— posted by fuku at 07:58 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

きこり

シイタケの原木を切り出すついでに工房の木材も切りました。

30年生ぐらいのハイノキです。材として使えるかどうか、樹木図鑑には記載がありません。名前は燃やした後の灰が染め物の媒染に使われてきたことに由来します。

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かつて割り木にしていたころの記憶で、粘りがなく、割りやすかった気がします。愛用のチェーンソーで切っていてもサクサク軽いです。

車庫の奧において日陰乾燥をし、頃合いを見計らって板に挽き割ります。使えるかどうかはその後のことになりそうです

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このチェーンソー2代目なんですが、孟宗竹を切っていたときに専用のチェーンでなかったためかなりダメージを受けました。オイルポンプのゴム管も老朽化していて入院しました。プロ仕様ではない機種で量販店で買ったのに修理取引が出来なくなっていました。メーカーのHPで調べ、津山市にある特約代理店に持ち込み事なきを得ました。林業が成り立っている町なら何とかなるということが分かりました。

— posted by fuku at 08:06 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

アクシデント 事故

えぐりカッターを使って柿の木を掘削していました。感触を確かめながら、しゃくられ加減も初体験。切れ味はいいが、ちまちま進めないと取り返しがつかないなと思っていた矢先。一瞬で右人差し指の先端をえぐってしまう。重傷。縦に7mm幅で爪半分ぐらいまでなくなりました。

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作業前、笠歯車ケースから乾いた音がしていたので、分解してグリスアップ。安全カバーを復元せずに、自己都合で少し位置を変えてしまったのです。両手で本体を持ち、右の人差し指をうっかり伸ばすとカッターに接触する隙間でした。悔やんでも後の祭り。写真は元に戻した位置です。

今日が17日目。先週末ドクターから自力で手当をということになり、通院の手間からは解放されました。津山まで片道35分、診察は5分、ひたすら経過観察と消毒のみ。後2週間ぐらいで傷口がふさがるといいのですが、全治はまだまだ先です。

これまでに一度だけ鉄切断用カッターを付けて作業中、手袋の上から左親指の側面を数ミリ削ったことあり。やったと判断したときにはもう結果が出ていました。

痛い、不便が続いています。

— posted by fuku at 08:14 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ジュエリー

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裏話その1 木とコラボする宝飾原材料です。

シードパールは貝そのものが体内に持っている天然真珠です。低価格に加え、様々な形や色があり、アレンジする楽しみが魅力です。

ダイヤとキュービックジルコニアは輝きを比べても遜色ない小粒です。キュービックは人工ゆえの低価格で気軽に使えます。硬度はダイヤに劣りますが、見た目はカラーダイヤと間違われそうです。

左端のルビーは見た目を稼ぐために加熱されたものが多く出回っています。ルビーの赤はウサギの目になりそうです。

裏話その2 動物系のデザインはフリー素材を編集しています。

シルエットイラストを集めて提供しているサイトにお世話になりました。

フォトショップで加工しプリントアウト。スプレー糊で板材に貼り付け、糸鋸で切り出します。どこにでもない特別なところは鋸刃のサイズが0.5mm。細かい動きが可能です。180度の折り返しが出来るようになるまでが勝負のしどころです。

— posted by fuku at 08:25 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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