ハクサイの苗

今日は昼から美大へ出勤、帰ったら5時を回っていました。しかし、明日の下り坂に合わせて再耕耘だけはしておきたいと奮闘しました。何とかネットを張るところまで完了。

1つに4本育っています。3本にしとけばよかったと思うのはこうなってからのことです。ついつい数を増やして食べきれない量を作ってしまい、さらには密植して生育を邪魔するようなことになっています。

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ミニサイズで株間は30cmが標準、普通サイズは45cmが標準、なのに千鳥状に植えていますから、かなり窮屈になっています。

ハクサイやキャベツは大きく展開した葉が日光を受けて葉の数を増やしていきます。数が増え始めると葉が直立し始めます。そこから結球の動きが促進され、新しい葉に日光を当てないように包み込んでいきます。外葉が中の葉の成長を助けていますから、この時点で虫に食べられると締まりのない玉になってしまいます。

追肥がなかなか届かず、ダイコンハムシとハスモンヨトウの餌食になるのがいつものパターンです。葉が大きく展開するまでに殺虫剤を少しだけ使います。その後に産卵されるといつもの虫食いになっています。

無農薬に近づけるには早生種の短期決戦と定植時期を遅らせるぐらいしか手立てがありません。遅くしすぎると温度不足で葉の展開が大きくならず、最悪結球しません。葉もの野菜はタイミングの取り方が難しいというのが実感です。

ミニハクサイで昨年ちょっと期待感が得られたので、今年は楽しみにしています。

— posted by fuku at 10:09 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

秋空

台風の時はどんよりとした雲ですが、移動性高気圧に覆われると空が高くなったような気分になります。天高くというのは季節感をたっぷり表現した言葉になっています。

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見えるかな?飛行機雲が出てくれないかと期待しました。飛行機を見慣れている方にはどこのマークか見当がつきそうです。

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台風一過の雨で農作業は中止。種蒔きとキャベツ系は段取りよく進んだのですが、ハクサイで苗が大きくなりすぎて慌てています。南からの生暖かい風と湿り気でみるみる葉が大きくなってしまいました。

遠目でしか見ていないものの、黒米は緩やかな風と雨ですっかりへたり込んでしまったようです。発芽を防ぐためにいつも通り早めに水を落としています。起こすべきかどうか偵察に行ってこなくてはというところです。

— posted by fuku at 08:56 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

秋ナス復活

ミズナスは生育遅れで、やっと花がつき始めました。これから2か月あまり、ナスが美味しい季節です。

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ナスは約束に従ってこまめの剪定をしていくと長く収穫が楽しめます。しかし、ナス専業ではないので、忘れたころに切り戻すというようなことになります。

台風12号は自転車以下のスピードでのんびり北上中。勢力は衰えてきて、偏西風に乗るころはあまり心配しなくてもよさそうな雰囲気です。

のんびりしていても海上の熱気だけは連れてきていますので、蒸し暑さはたまりません。

— posted by fuku at 08:38 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

熟れたゴーヤ

種を取るためにここまで完熟させています。中に見えるゼリー状の赤い中に種があります。甘いです。

甘さにつられて小動物が食べることで種は移動し、消化されることなく場所を変えて繁殖できます。一番好都合な動物は野鳥になります。木にとまって糞をすれば蔓が絡む絶好の場所になるからです。

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自ら動けない植物が移動して子孫を残していく方法はいくつかあります。風に飛ばされる種があります。枝を広げることで枝先まで移動して子孫を生育します。乾燥することで種が十数メートルはじき飛ばされる仕組みの植物もあります。種が動物にくっついて移動する種類もあります。リスはドングリを保存食としてあちこちに隠しておきますが、すべてがマークされているわけではないので忘れたところからは芽が出ます。

雑学はさておき、畑は夏野菜から秋野菜へと模様替え中です。来週あたりは冬野菜の植え付け種蒔きが始まります。台風の動きは尋常ではなく、南西日本は亜熱帯状態が続いています。そして。天気予報が微妙にずれはじめました。影響の少ないコースに乗るといいのですが、都合は聞いてくれません。

— posted by fuku at 08:24 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ヒカリ新世紀

堰を落として水を止めました。3週間後には刈り取りの段取りです。

品種替えして2年目です。紋枯病の出現はかなり減少しました。代掻き後の掛け流しは効果があったようです。ホタルイの雑草も壊滅寸前です。薬剤の選択、散布時の水管理などにそこそこ気を使うと効果は高いという結果です。籾消毒と除草剤だけ化学薬品に頼り、いわゆる減農薬での栽培です。無農薬とは一切農薬を使わない農法です。しかも周囲の圃場の農薬の影響も受けないという条件が課されます。厳しいだけに魅力的な売り言葉として軽い気持ちでよく使われています。

因みに有機栽培というのは化学肥料を使わない動植物由来の肥料を使う農法です。オーガニックです。多くの場合、有機無農薬栽培という呼称でセットになっています。正直なところ、実現するハードルは高いです。ホントに?という疑念が常につきまといますね。

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草丈の低さは目立ちます。困るのは稲わらの使い道に制約を受けるということがあります。昔ながらの方法で刈り取った稲わらは稲わらで束ねます。このとき短すぎて小さめの束になってしまいます。畑のマルチング材料に使ったり、倒れた黒米を起こしたりするのに重宝しています。

黒米の田んぼにシカが入り込んでいました。前回は出穂前の穂をかじり、今回は大好物のイラクサと垂れた穂をかじっていました。ホームセンターまで走りワイヤーメッシュを買い足し、4面すっぽり囲んでしまいました。

お隣さんの母屋との間に倉庫や空き地が隣接しています。そこを悠々と歩き回って田んぼの中を横切り、イラクサお目当てにうろついているのです。こうなると奈良公園のシカなみですね。子鹿は日中でも出てきますから恐れないです。

— posted by fuku at 09:13 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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