気温が下がって寒暖の差が大きくなると葉が立ち上がって結球準備が始まります。ところが日中30℃を超えるような日が続いたり台風がらみで太平洋の暖かい風が入り込んだりして順調ではありません。
巻きかけた葉は気温が高くなると逆の動きをしてしまい、葉が開いてしまいます。
ミニが概ね出遅れてしまい、中稲は順調に見えます。
台風19号は関東方面で大騒ぎしていますが、岡山は山に遮られて影響が少ないように思います。ところが地元気象予報士はしきりに広戸風を警戒するように呼びかけているのが陳腐です。地形がのっぺらぼうの台状なら予想はしやすいでしょうが、300〜1000mの入り組んだ山に風が吹き込むと様子は変わります。これまでの説では四国沖に台風が位置し西風が吹き込むと中国山地の麓を舐めるように強風が吹き抜けます。今回は微妙な位置関係で、北から風が入ると那岐山越えになります。
当地も同じような地形が災いして、円弧を描くような谷間に風向きがぴたりと重なったときはおおあばれしますね。風向きが西より以外のときは尾根伝いを撫でるように吹くため谷底の住人からはざわめく音だけが山の頂上から聞こえてきます。
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