気温高めで今月の降雨は1回だけという湿り気の少なさも影響しているようです。巻こうか巻くまいかと躊躇しているような姿の株があります。
モタモタしているうちに肥料が乏しくなって葉の色が黄緑になっているところも出始めました。やむを得ず化学肥料を使わざるを得ません。昔からある48というカンフル剤みたいなやつです。
お隣さんは中稲や晩生がうまくいかず早生に変えると早取りできて確実になったということです。いわゆる昔からの慣行栽培が気象変動の影響でうまくいかなくなり、状況の変化に合わせた栽培方法を検討せざるを得ないようです。
農業も漁業も賭の部分は避けられません。おもしろさと恐怖が背中合わせになっている産業です。先人が挑戦してきた人体実験のおかげで豊かな食品に囲まれ、保存技術が恐怖の部分を補ってくれるでしょう。
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