七夕豆

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鳥取のNさんから一握りの種をいただいて蒔いたのですが、3回とも腐れてしまい失敗です。お隣さんが2回目でうまく出たというので、あまりの苗をいただきました。最終的に5株です。

天候不順で高温多湿が続きふやけた種はすべて発芽に至らず。この時期の種蒔きは難しいです。以前青大豆を蒔いたときも雨後のカンカン照りでみな腐れたことがあります。

七夕豆というのはインゲンの仲間で蔓性の伝承された種です。感温性の品種ではなく、短日感光性のようです。普通のインゲンのように春蒔きしても生育期は短日に変化せず、開花しなかったそうです。お隣さんの試験栽培では8月になっても花が咲かないので処分したのです。

小豆も同様に品種が分かれており、当地では7月中旬種蒔き、9月収穫の短日感光性の品種が作付けされています。日が短くなると花芽分化が起こるという仕組みです。

8月中に蔓をおごらせ、9月になると開花し始めると予想しています。この段取りで栽培するために七夕のころ種を蒔きなさいと言い伝えたようです。

さやを食べる時期が短く、煮豆が美味しいというふれこみで播磨から但馬地方で伝承された品種ということです。

— posted by fuku at 08:04 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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