海田の番茶 その2

微風、快晴の天気が最高ですが、そんなわけにはいきません。

大鍋いっぱいの茶葉で3.6×2.7mのブルーシートにちょうどいい加減に広げられます。2.4×1.8mのシートでは狭すぎて、ちょっと大きめに買い換えです。

汁をかけたときブルーシートが濡れます。これが乾きを遅らせますから、葉の汁がある程度乾いたらかき混ぜてシートの汁をまぶすようにします。混ぜたり広げたりするときに活躍するのが竹製の熊手。

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軸は太くなったものは捨て、極力今年伸びた枝をよって刻みました。意外と軸も味わいのうちで、入ると入らないとでは味も変わってきます。入らないとさっぱりしすぎの味です。ポリプロピレンのむしろで干しています。汁をかけるとむしろにもかなりしみこみ、乾きはゆっくりです。

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風対策として4すみに杭を打ち、皿状にしています。乾いて軽くなると強めの風で真ん中が浮き上がることがあります。重しを使って風の番をすることに。

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一昨年の残りも干し直しです。煮汁を横取りしてかけます。香りがまた復活します。

お茶は湿らせない限り、変質は少ないです。シャリシャリの感触を維持します。湿って音がしなくなったらおしまいです。湿り気が回り始める早い段階で干し直せば救えますが、遅れたらかびくさい臭いになってしまいます。長期保管だけに気にかけることが肝心です。

— posted by fuku at 08:08 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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