除草剤が効きにくい雑草クログワイ、ホタルイ。写真に写っている我が家のはホタルイ。調べたらクログワイより厄介ということです。今まで見たことのない草が次々と進入してきます。水利より上手の圃場の落水が大きな原因です。
数年前にはコナギが大発生。よそから種が侵入しました。代掻き後に水を落としますから、浮いた種が流れ込んできます。浮き草も同様。コナギは一株から数千粒の小さな種が散乱します。大きさは0.2mmぐらい。これも除草剤泣かせです。
湛水後、水持ちのよくない圃場ではどうしても水を流し込みます。これが薬剤にとっては最悪で、濃度の変化が起き、効きにくくなります。1週間水がもつなら、やや深水にして楽勝なのです。しかし当地の圃場は耕盤以下、砂利のところが多くもちません。
昨年は、2回目中期除草剤を使い効果を上げましたが、葉イモチと薬剤のダメージを受け、出穂後には紋枯れ病に汚染。最悪でした。
い草のように転々と生えている草を手作業で抜き取り。なかなか大変な作業です。取り残すと大きめの株は数個の種の塊がつきます。一つの塊に10数個0.3mmほどの種が入っています。土の中の株は越冬し、次に代掻きをするとまた発芽する厄介物です。
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