粒はやや小さめですがそこそこ鞘はついてほとんど落葉しました。遙か彼方の台風の風に煽られて折れた枝がたくさんあります。
例年なら黒豆よりも早く落葉するのですが変です。よく見ると鞘がそこそこつている株は葉柄までなくなって落葉しています。空の鞘が多い株はまだ青々としています。
この違いは豆が登熟すると葉や葉柄を切り離す節にスイッチが入り、もう養分はいりませんと落葉を促すそうです。鞘の中に豆がないためいつまで経っても登熟のスイッチが入らないので気温の低下に任せる落葉になっているそうです。
大豆部会の圃場現場で分割査定の作業をしている中でベテラン経営者の話を聞くことができます。経験的に連作障害の兆しや開花期の不具合に話が集中します。タイミングよく手入れをしている圃場では鞘つきのいい株が見事に落葉していつでも刈り取りができるようになっていました。さすがと感心させられます。
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