菌糸がしっかり伸びた塊が箱全体にできれば成功です。
どの段でも箱の隅がよく成長していました。湿度と温度が最適だったのでしょう。
まばらに変色しているのは精米の歩合を7分ぐらいにしているので糠になるところが残っている粒です。
箱の真ん中が高温になりやすく米の水分も飛びやすいので菌糸の成長が抑えられたのでしょう。品温を見ながらの手入れの仕方と適温を見極めることが成功の秘訣のようです。発酵熱が出れば発酵器は湿度管理の器になります。ヒーターは作動していません。
時間は倍かかりましたが、昨年よりは品質は上がりました。麹種を三倍量投入したのも効果がありました。1年に1回思案しながらの麹作りが続きます。
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