2週間以上雨が降らず、畝間に灌水をしてきました。一気に水を入れることができませんから、水中ポンプに25mmのホースをつけて二畝ずつ流しています。
根の張りが弱く水が行き渡らない株は部分的に葉が縮れて落葉してしまいます。秘伝豆は2回目の開花となり、鞘の成長に合わせて水をほしがり、しばらく水やりが続きます。
稲作が減った分、昔のような水の取り合いはなくなりました。そして、池の樋を開閉する番人もいなくなり、どうしても水を必要とする人が水番をするようなことになってしまいました。
蓋を全開すると出過ぎるので1.5mぐらいのカギになった金棒を咬まして調節です。突然の雨に備えて夜間は閉じるという約束もあります。近年ゲリラ豪雨も増え、土手の決壊を避けるために常時70%の貯水を維持する取り決めもされました。時代の変化に対応して万が一の災害を防ぐ知恵は働いています。
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