ネズミ専用の罠を買って仕掛けること1週間。美味しいバターピーナッツとできたての米ぬかを餌に辛抱強く待ちました。まさか2匹同時にかかるとは思いもよらぬ結果です。倉庫は人が出入りすることが多く、ネズミにとっては落ち着かない状況だったのでしょう。目撃されたくないというネズミの腹づもりは察しがつきます。雨降りや出勤がらみで2、3日入らなかった期間に捕まえていました。
しぶとく生き残ったこの2匹はつがいの夫婦ではないかと察します。学習を積んでいる分用心深く、なかなか誘いに乗らなかったようです。第1弾2弾でかかったのは勉強不足の子どもたちではないかと。腹ぺこになると美味しい餌に目と鼻がくらんで飛びついてしまったようです。
野山に置かれた捕獲檻も似たような状況にあります。一番入りやすいのがバンビと瓜坊です。警戒心の強い親は、まかれた餌を食べても何も起こらないという安心感を体験して通い始めます。慣れたころに仕掛けのピンは外され、騙しあいに人間が勝つという筋書きです。
車庫の奥のコンテナに入れていたデストロイヤーは見事なかじりっぷりです。ネズミではない、アナグマでもない、となるとイタチかテンか?目撃できていないため謎です。太さ1cmぐらいの糞があちこちにありますから、イタチかテンかもしれません。
お隣さんは車庫にコンバインを置いているのですが、カキが熟れる時期にはコンバインの上に熟したカキを運んで食事会を開いているということでした。先日片付けをしていたら、我が家の車庫の片隅も同じようなことをしていました。
今まで何もなかったことに注意を払わなくてはいけないことになり、物言わぬ相手に独り言をぶつけています。しかし、届くはずもありません。
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