タナバタマメと富有柿 そして気になる収穫祭?

タナバタマメも収穫してしまい、蔓を片付けました。小さい粒と熟れていない緑の鞘と3段階に分かれます。最初の豆は日照不足に見舞われてとても小さいです。これでは煮豆として提供できるかどうか怪しいところです。

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柿はカラスやヒヨドリの餌食となっており、早く熟させようとくちばしでつついたりしています。このまま木の上に放置しておくと食べられる数が激減しそうなので、脚立にまたがって髙枝ばさみで採ってしまいました。裏作の年になりますが、前年実を採るのにまじめに摘み取ると剪定の効果があったようです。半分以上は虫の餌食になりました。

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しばらくデザート果物に富有柿を添えます。体にとってはなかなか優れものの柿なんです。皮を剥いてすぐ食べられる状態なら大抵の方は食しています。苦手な人は種付近のゼラチン状の食感が邪魔しているようです。

キウイを試験的に摘み取ってアセチレンガスを充満させ追熟中です。糖度が上がっているとこれからのデザートの定番になります。

ハロウィン騒ぎは渋谷だけでなく大学の構内にもたくさん仮装した学生がいました。浮かれる気分とは裏腹にルーツとなる歴史だけは学んでほしいところです。豊作を祝う秋祭りは村々の氏子中によって行われてきました。しかし、百姓の仕事から人々が遠ざかることによって祭りも衰退しつつあります。様々な伝統行事が変化した日本の事情も気になるところです。不二家が仕掛けたクリスマス商戦、森永が仕掛けたバレンタイン商戦、クリスマスの七面鳥がチキンに変わったケンタッキー商戦。宗教の絡み以前に本来の目的から外れた価値観が主流になることを心配します。伝統的行事が廃れていく中に、感謝とか喜びとかも置き去りにしているようでなりません。

美味しいものを美味しくいただける幸せは命をつないでいく営みになります。戴きます、御馳走様の文字面を食に対して貧困な老若男女に噛みしめてほしいなと思います。

— posted by fuku at 08:40 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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