スプラウトで食べているころは順調でしたが、台風の雨のたびになぎ倒され、満開の後にも倒され、下敷きになった草はだめになりました。かろうじて結実したものの痩せた実が多く、収量は1kg切れました。
偏った天候の影響はあちこちに出現しましたが、米だけは平年よりわずか少ないぐらいの上出来でした。ヒカリ新世紀は実ぶとりがよくクズ米が少ないのが嬉しいです。お客さんが引けてから籾摺りをしました。乾燥機から袋に排出した分だけですが9aの田んぼ420kgの玄米が収穫できたことになります。
草丈が極端に低く、分けつはしにくい品種です。ただし、収量だけは多いです。多めに苗をつかませることで一株あたりの籾の量は多くなります。1粒万倍という話が昔からいわれていますが、分けつがよくて穂の数が多くなると全体の粒数はそんなに多くなりません。
来店のお客さんには30kg玄米を9000円で販売して在庫を調整する段取りです。
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