子どものころからあった在来種のイチジクです。落葉後、欠かさず剪定して手入れしてきた甲斐があって収量も年々増えてきました。カミキリムシの幼虫は大好物の木です。今年も入り込まれて糞が山のようになっています。果実の肥大期と重なるので殺虫剤は注入していません。虫にとっては食べ放題です。
朝どりして食べ頃があるときはデザートフルーツとして提供しています。これぐらいの熟れ具合で明日が食べ頃になって割れてきます。
熟れだすと生食では追いつきませんから、ジャムほど煮詰めず、ペーストにしています。冷凍保存して小出しにしながらパウンドケーキの材料になることもあります。
イチジクは日持ちしないのが欠点です。ジャムにしても常温や冷蔵だけではやがてカビだらけになります。保存性を高めようと砂糖を追加していくと後々使い勝手はよくないでしょう。
この時期だけの限定の一品です。
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