種を取るためにここまで完熟させています。中に見えるゼリー状の赤い中に種があります。甘いです。
甘さにつられて小動物が食べることで種は移動し、消化されることなく場所を変えて繁殖できます。一番好都合な動物は野鳥になります。木にとまって糞をすれば蔓が絡む絶好の場所になるからです。
自ら動けない植物が移動して子孫を残していく方法はいくつかあります。風に飛ばされる種があります。枝を広げることで枝先まで移動して子孫を生育します。乾燥することで種が十数メートルはじき飛ばされる仕組みの植物もあります。種が動物にくっついて移動する種類もあります。リスはドングリを保存食としてあちこちに隠しておきますが、すべてがマークされているわけではないので忘れたところからは芽が出ます。
雑学はさておき、畑は夏野菜から秋野菜へと模様替え中です。来週あたりは冬野菜の植え付け種蒔きが始まります。台風の動きは尋常ではなく、南西日本は亜熱帯状態が続いています。そして。天気予報が微妙にずれはじめました。影響の少ないコースに乗るといいのですが、都合は聞いてくれません。
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