前年の球根を使い回していますが、何とか病気に冒されず、そこそこのできとなりました。
しかし、6片の従来型の方は完全に病気に冒され、葉が早々に枯れ込みました。球根だけ収穫しておこうと掘り上げましたが、球根周りの薄皮が腐れ、菌が入り込んでいました。これはさすがに来年植えるわけにはいきません。球根を更新しなければなりません。
自家取りの種を使い続ける弊害は病気も受け継いで悪化させることになります。種を販売する方にとっては好都合のことになります。もちろん販売を本業とする農家はリスクの少ない方法で確実に収穫しなければ収入は得られませんから、毎年更新というのが通常のやり方になるでしょう。
タマネギとともに土壌に菌が居座りやすいですから、圃場に余裕のある農家は場所替えをしたり、水張りをして殺菌したりして対策がとられています。周年、他品種を織り交ぜて栽培している我が家は、場所替えというのがなかなか実行できません。
日照が少ない今年の梅雨空、一番遅れているのはナスです。ジャガイモの葉を食い尽くしたテントウムシダマシはナスの葉を集中攻撃中です。ナスの葉は穴だらけで情けないことになっています。
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