山の切れ目に太陽が沈む季節になると春の訪れや秋色を感じるころになります。
山に囲まれた鍋底の集落は風の通り道があり、しばしば強風が吹き抜けます。放射冷却現象も起こりやすく、霧が立ちこめる日が徐々に増えてきます。お茶の栽培に適しているのがメリットですが、激しいときはお昼前にやっと霧が晴れるというようなこともあります。
水平線や地平線に太陽が沈む光景を見るときは気になります。普段、太陽は山に隠されていく光景ばかり見ているからです。いよいよ新芽が賑やかに動き始めました。早々とコヒガンザクラはピンクのつぼみがのぞかせていました。
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