チェーンソーは2代目を使うほど長年活躍してきました。薪割りといえば玉切りした丸太を斧で割っていました。節のないところは割れやすいものの、二股やねじれた丸太は手間取ります。電気もガソリンもいらないよさがありますが、筋力の低下は能率の低下につながっています。
7tという性能です。どれぐらいの威力なのかは使ってみるしかありません。直径25cmでも木の材質や比重でずいぶん変わってきます。一気に割ろうとしないで少しずつ割れ目を入れてやればそこそこ作業できます。
2年ぐらい乾燥して虫が入りかけたアラカシは堅く、比重も大きいので直径10cmぐらいでもすんなりとはいきません。その上、割れる瞬間に弾ける場合が多かったです。1人でやれば自らのほうには飛ばないようになっています。しかし、要領して2人作業をすると危険が待っています。メーカーサイドではこの使い方は禁止しています。
機械の安全策として両手で操作レバーを押さないと作動しないようになっています。
切り捨てられた木を拾ってきての薪割りでしばらく使える量ができました。火持ちのよい雑木は比重の大きいブナ系やカシ系です。建築材の杉や檜は比重も小さく燃え尽きるのも早いです。松は火力があるものの、煤だらけでストーブにはむきません。ナナカマドのように燃えにくい木はありますが、燃えない木はありません。松以外は樹種を選ばずです。
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