ダイニングテーブル:欅

1年近くテーブルをネット上で探し続けていました。1枚板、無垢、長さ2mちょい、幅1m以内、ペンギン脚、きれいな木目が先で当たってみても当てはまるのは数点でした。小規模の店舗は受注生産が多く、板材の在庫なしで希望のものに近いものを探すようなやり方です。

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在庫のあるところは融通が利きにくく、選択肢が狭くなります。結局、縮み杢が美しい栃材と玉杢が美しい欅材に行き着きました。栃の方が明るい色で柔らかい材質ですが、捻りは多く入り、狂いは出やすいという欠点があります。欅の方は心材が写真の通り赤茶色でやや派手に見えます。材質は硬く、重く、まずまずの落ち着きでした。

てんてんと玉杢が見えると思います。木の表面に近いところにコブができると年輪もそのコブに沿って模様を作っています。写真だけで、現物を見ることなく発注してしまいました。信用買いですね。併せて椅子も新調しました。骨組みが楢材、座板がウォールナット材、北米クルミです。

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平和ぼけしてる中での買い物、国内外では日本人がらみの殺戮が続きました。武力闘争集団の人質事件も国は命を守るすべがなく、日本人と死刑囚の交換だといっているのに自国捕虜にすり替えたばかりに話にならない結果でした。平和ぼけしていると教育が豊かで安全な暮らしをもたらすというが、そもそも富の配分を間違えているからいさかいが絶えないのです。その前に、経世済民と経済のはき違えもあります。活気が影を潜めている中で1970年代の「銭ゲバ」を思い出すような昨今になりました。

— posted by fuku at 05:01 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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