セスジスズメ

毎年サトイモの葉をめがけて産卵にきます。 日中スズメガが飛んでいるのはほとんど見ませんから、どんな時間帯に産卵に来ているかは謎です。

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葉が小さいうちは遠慮して、この1匹しか見つかりませんでした。やがて、葉が大きくなるにつれて直径1mm、黄緑色の卵をたくさん生み付けるようにようになります。

写真の幼虫は発育途上で、体長4cmぐらい。変身する前には10cmを超えるようになります。目玉模様は成長とともに大きく派手になっていきます。ヘビの目に似せて鳥に食べられないようにする作戦らしいです。

多くのイモムシは土や葉の緑色に合わせて自分を見えにくくしています。しかし、近寄る鳥は動きを見てついばんでいるようです。エンドウの末期に青虫が大量に発生するのが恒例になりました。ところが、早朝スズメは腹ごしらえに毎日やってきていました。虫の方が圧倒的に多いですから、殺虫剤代わりを果たすところまではいきませんでした。

殺虫剤を使わない捕殺は休みの日がありません。真冬にいないと思うのは観察不足で、保温効果のある場所に隠れています。捕殺のときに便利な道具はピンセットと割り箸。時として火箸が役に立つことも。

— posted by fuku at 11:05 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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