写真ではただのホウレンソウではないかというぐらいの見え方ですが、こんなできのホウレンソウは初めてです。
これまでは、やや幅広にばらまくだけの直まきでした。発芽も不揃いで、大きくなったものから収穫していました。大株にはならず、やや固めというのが相場でした。
吉備中央町で都会から移り住んだ新規就農者が、地元のベテランから出荷用ホウレンソウの作り方を伝授され、取り組みをブログで紹介していました。
セルトレイに2、3粒種を蒔き、発芽後1本に間引き、本葉3枚ぐらいで移植です。植えどこはトンネルハウス内にタマネギ用の穴あきマルチを敷いたものです。10cm間隔のものです。最大のメリットは収穫がしやすいこと。実際やってみて、一株の根の張り方がしっかりしていました。
不織布のトンネル掛けにじかに移植しました。これだけでかなり保温でき、3月中はのんびりの成長でしたが、4月になってからぐんぐん大きくなりました。柔らかくアクの少ないホウレンソウを簡単に収穫することができ、とても満足のいく結果になりました。
もう一つは、恒例のソバスプラウト。3年越しの種ですが、発芽率はバッチリです。本葉が出始めたら食べ頃です。ミツバと合わせておしゃれな味噌汁の具になります。
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