初物

140-1

ここ数年、確実に出てくるところにメッシュの網を敷いています。最初は囲っていたのですが、立てかけると際に出たタケノコは恐れず掘って食べてしまうのです。シカやイノシシなどの偶蹄目は固い網やグレーチングなどは苦手だという報告がネット上にあり応用してみました。

この作戦は成功し、周辺に近寄らせない効果もあります。おかげさまで、イノシシと同時に初堀を味わうことができるようになりました。ただ、同じ場所を続けているため、太い根と細い根が錯綜し、時には小さなタケノコに出会うことも多くなります。

地中にあるタケノコはえぐみがなくあく抜きしないでも食べられます。その美味しさをイノシシは知っており、最盛期に伸びすぎたタケノコは決して口にしません。贅沢というか生意気な選択をしています。

鳥獣保護の施策は里山で狩猟をしてきた住民の意見を聞かずに動物愛護の味方をしてきました。無責任なのは保護しておいて、現在の頭数が適正かどうかは把握できていません。頭数予測は困難と言い訳するそうです。

戦後の造林事業も半世紀後に期待を裏切る結果をもたらしました。放置された人工林には下草が生えず、大雨のたびに瓦礫が流出しています。まずい結果は出ているのに思い切った総合的な施策がとられていないのです。縦割り行政が予算も案も無駄にしていると気づいているなら公務員の職責にかけてほしいですね。全体の奉仕者なんですから。

<ブログサイトの特徴:どれでも共通することとして、ブログタイトルには最新ページに更新するリンクが貼られています。ブックマークの取り方によって、いちいち更新しないと最新ページが見られないという場合もあります。ブログタイトルをクリックしてからブックマークをすると上手くいきます。>

— posted by fuku at 09:07 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

T: Y: ALL:
ThemeSwitch
Created in 0.4703 sec.
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30