開花

気温の上がる日が続くと一気に咲きました。近所周りの紅梅、白梅も花盛りです。一雨ごとに春の陽気が入り、畑仕事が増えています。

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梅といえば青梅市で発生したプラムポックスウイルス。梅も病気も国内の元祖になっています。防除薬剤がなく、伐採するだけだそうです。西日本まで感染という心配はないですが、感染した苗木が移動することはあるでしょう。

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これから話題になる桜にも見た目すぐ分かる病気があります。テングス病、天狗巣病、漢字で書くとわかりやすいですね。これは全国展開の病気で、枝や幹に奇形が発生し、その枝には花芽が極端に少なくなります。防除策は枝を切って焼却するのが一番のようです。

果樹園と化した畑に2本のプルーンを植えています。数年前に台風で太い枝が折れ、そこから腐れや虫が入って瀕死の状態でした。枝を切り詰め、枯れたところを切り取って片付けました。

何となく気づいてきたのが、放任しすぎて一気に手入れするのではなく、毎年少しずつ手入れする方が楽だということです。勢いのある木は押さえ込むようにばっさり切ると反動で強気の徒長枝が必ず出てきます。それを放任すると伸び放題です。

写真の梅は今回かなり切り詰めました。その反動はやがて出るでしょう。直立して上に伸びようとする徒長枝を押さえ込んで、横に伸びる枝を残しています。果樹の樹形づくりの基本ですね。

— posted by fuku at 10:20 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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